今年の秋、理化学研究所と編集工学研究所の共同プロジェクトにより、子どもたちが科学に親しむ特別な読書フェア「科学道100冊ジュニア」が全国で開催されます。この取り組みは、未来を切り拓く科学者たちの思考法や姿勢に着目し、子どもたちが日常の中にある疑問に向き合う手助けをすることを目的としています。
科学道100冊ジュニアとは
「科学道100冊ジュニア」は、読みやすく楽しい本を通じて、若い世代に科学への興味を育むことを目指すプロジェクトです。開始は2017年の秋で、全国400以上の書店や図書館で実施されています。
イベントの概要
このフェアでは、子どもたちが科学を楽しめる100冊の本が厳選されています。ノーベル賞の季節でもある秋に、読書を通じて科学へのワクワク感を体験できるのが特徴です。選定された本は公式サイトで確認可能で、さまざまなテーマに基づいて選ばれています。
選書のポイント
「科学道100冊ジュニア」では、科学者がどのように物事を考え、解決していくのかを6つのステップに分けて紹介しています。科学の枠を超えた内容で編纂され、子どもたちにとっての「学びの方法」を提供しています。
以下は選定されたテーマです:
- - 不思議がいっぱい: 世界の入り口となる15冊。
- - とことん集める: 好奇心を追いかける20冊。
- - 世界のヒミツ: 自然のヒミツに出会う15冊。
- - ふみだせ冒険: まだ見ぬ世界にふみだす20冊。
- - まほうの発明: 科学のまほうに出会う15冊。
- - ひろがる未来: 未来に思いをはせる15冊。
特典
参加書店や図書館では、「科学道100冊ジュニア」の特別ブックレットが配布されます。このブックレットには、選定された本の紹介や特集が掲載された32ページのフルカラーペーパーです。ただし、数量限定となっているため、早めに手に入れることをお勧めします。
理化学研究所と編集工学研究所の役割
理化学研究所は、日本国内で唯一の自然科学の総合研究機関であり、幅広い分野での研究を行なっています。一方、編集工学研究所は、書棚の空間プロデュースや選書事業などを通じて、人々の学びの場を創造しています。これらの組織の協力により、「科学道100冊ジュニア」という素晴らしいイベントが実現しました。
この秋は、ぜひ「科学道100冊ジュニア」に足を運び、科学の楽しさを体験してみてください。