ユニバーサルバンクが新たな一歩を踏み出す
ユニバーサルバンク株式会社が、第一種少額電子募集取扱業者としての登録を無事に終えました。この登録は、同社が提供するエンジェル投資プラットフォーム「Angelbank」のリリースに向け%、大きな意義を持ちます。「Angelbank」は、エンジェル投資家が年間50万円までのスタートアップ投資を行える仕組みを提供し、起業家には新たな資金調達の機会を作ることを目的としています。
Angelbankの目的と特徴
「Angelbank」では、創業間もないスタートアップに対する投資を通じて、エンジェル投資家にもユニークな投資機会を提供します。具体的には、一般投資家による資金を集め、起業家に応援の手を差し伸べることを念頭に置いています。これにより、双方にとってのメリットが成り立つ仕組みとなっています。
今後の展開
ユニバーサルバンクの次のステップとして、日本証券業協会への加入が期待されています。この加入が完了すれば、2018年11月から案件のリリースが開始される予定です。また、エンジェル投資家向けに提供するメール配信サービスも強化され、登録者には最新情報が届けられるとのことです。
多様な資金調達方法
ユニバーサルバンクでは、株式投資型クラウドファンディングだけでなく、今後、新株予約権などの取り扱いも行う計画があります。この柔軟なアプローチによって、投資案件ごとに異なるターゲットファンドを設定し、著名なエンジェル投資家やセレブ投資家が参加するシンジケートの形成も図ります。
日本の非上場株式市場の発展
同社は、日本における私設取引所(PTS)の開設にも取り組んでおり、将来的には日本から世界中のベンチャー企業に投資を可能にする環境を整える目指しています。この動きが実現すれば、世界中の投資家が日本のベンチャー企業に資金を流入させる新しいビジネスエコシステムを創出することが期待されています。
代表者の経歴
代表取締役社長の鳥居佑輝氏は、1988年生まれで立命館アジア太平洋大学を卒業後、イーストベンチャーズの初期メンバーとしてスタートアップの投資や資金調達に従事しました。その後、2015年にユニバーサルバンクを創業し、未上場のベンチャー企業に特化したサービスを展開しています。彼の経験と視点が、ユニバーサルバンクの今後の成長を支えているのです。
企業概要
ユニバーサルバンク株式会社は、東京都港区六本木に本社を構え、2014年に設立されました。現在、第一種少額電子募集取扱業者としての登録を持ち、今後の事業展開が注目されています。プラットフォームの詳細や投資に関する情報は、公式ウェブサイト(
http://universalbank.co.jp/)で確認することができます。
このように、ユニバーサルバンクは、エンジェル投資プラットフォームの提供を通じて、日本のスタートアップエコシステムの活性化に寄与することを目指しています。今後の展開に期待が寄せられます。