新季節「まだなつ」登場
2025-03-25 14:18:57

猛暑の夏が続く中、新たな季節「まだなつ」登場!味の素が提案するプロジェクトとは

新しい季節の到来「まだなつ」



今年の夏は再び厳しい暑さが予想されています。味の素株式会社が発表した「五季そうさまプロジェクト」では、暑い期間を新たに「まだなつ」という名の第五の季節として定義し、この時期を楽しく快適に過ごすための取り組みを始めることになりました。このプロジェクトは2025年3月25日からスタートします。

「まだなつ」の誕生背景



気候変動の影響で、日本の夏は長引き、気温も上昇傾向にあります。これにより、従来の四季の流れが変わりつつあり、特に夏と秋の間に位置する蒸し暑い日々が多く見られるようになりました。例えば、暦の上では秋の食材が出回る9月から10月上旬でも、厳しい夏の日々が続き、人々の食欲や料理のアイデアが低下しています。このような状態を「まだなつ症」と名付け、人々の暮らしの質を向上させるためのプロジェクトが計画されました。

問題意識と対応策



夏が長引くことで、生活者は料理を作る意欲や食欲が低下し、栄養不足に悩むことが多くなっています。また、農業や漁業などの生産現場でも収穫期がずれ、流通の現場に混乱が生じています。このため、「五季そうさまプロジェクト」では、具体的に「まだなつ」の時期に食卓を豊かにする「まだなつレシピ」を提案し、料理のマンネリ化を防ぐ工夫がなされています。

提案される「まだなつレシピ」



プロジェクトの一環として、随時公開される「まだなつレシピ」は、暑さに負けない献立を意識したもので、例えば秋に旬を迎える食材を使った料理が多く展開される予定です。具体的には、黄ゆずの秋兆しそうめんや、夏越え秋鮭ガパオ、慌てん坊のさつまいもスープなどを考案しています。これらは「ほんだし®」を活用し、簡単に作れるレシピとして、食卓に季節感を加えることを目指しています。

生活者の声と医師の見解



昨年行われた調査によると、9月や10月になっても高い気温が続くことで、料理のアイデアやモチベーションが低下していることが明らかになっています。医師の来村昌紀氏は、「まだなつ症」は、体に直接的な影響を与えるだけでなく、精神的なストレスや食欲不振を引き起こす要因と指摘しています。

生産者への影響



気候変動は、農業や漁業にも影響を及ぼしています。漁業情報サービスセンターの渡邉氏によると、温暖化が進むことで、魚の成長過程にも変化が見られるようになり(水温が下がらず、魚が太らないなど)、秋の味覚であるサンマが獲れる時期がずれています。これにより、消費者に届く食材の質や量にも問題が生じています。

プロジェクトの未来



「五季そうさまプロジェクト」は、今後もさまざまな企業と協力し、さらなる施策を展開していく予定です。目的は、生活者の食生活を豊かにし、季節感を楽しんでもらうことです。新しいレシピや食材の活用方法を提案し、生活をより快適にする取り組みが期待されています。

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皆さんも、ぜひこの新たな季節「まだなつ」に注目し、味の素の提案するレシピや食材を取り入れ、夏の長期化を楽しんでみてはいかがでしょうか。プロジェクトの詳細は公式サイトで確認できます。


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会社情報

会社名
味の素株式会社
住所
東京都中央区京橋一丁目15番1号
電話番号
03-5250-8111

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