2025年浜田市での海ごみゼロイベント
一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねの主催による、浜田市国府海岸を「海ごみゼロ」にしようとする特別なイベントが開催されました。このイベントは、海を愛する人々が結集し、次世代に美しい海を残すための一環として実施されました。
イベントの概要
2025年7月19日から20日の2日間にわたって行われたこのイベントでは、ごみ拾い活動とともに、サーフィン、ビーチサッカーが連動して行われました。参加者は約300人を数え、浜田市役所や地元の協会が協力して、活気ある活動が展開されました。参加者たちの清掃活動を通じて、海岸は綺麗になり、翌日のキッズサーフィン&ビーチサッカーイベントに向けた準備が整いました。
漂着ごみの清掃活動
会場となった国府海水浴場では、実を結ぶ清掃活動が行われ、多くの流木やプラスチックごみが収集されました。清掃活動の成果として、1時間で500袋以上の漂着ごみが集まるなど、十分な手応えをメンバーたちは感じました。浜田市の砂川副市長がイベントの開催を宣言し、参加者全員が「海ごみゼロ」に向けた誓いを立てました。
大人気!キッズサーフィン×ビーチサッカー
7月20日には、子供たちが待ち望んだ「キッズサーフィン&ビーチサッカー」が開催されました。地元の浜田サーフィン協会やフットサルチームの選手たちも参画し、多くの子供たちがサーフィンに挑戦しました。初めての体験ながらも、参加者たちは次々と波に乗る姿を見せ、熱気あふれるイベントとなりました。
ビーチサッカー体験会では、ポルセイド浜田の選手が指導し、参加者はこの貴重な体験を楽しく満喫しました。新鮮な海の風を感じながら、子どもたちは自然と触れ合い、友達とともに楽しい時間を過ごしました。特に、清掃活動と連携したため、海が綺麗になったことを実感しながら、より一層やる気を持ってサーフィンを楽しむ様子が印象的でした。
参加した子供たちの声
参加者たちからは、「清掃活動で流木を集めたけど、すごく楽しかった」「サーフィンは難しいけど、波に乗れた時の感覚は最高だった」といった声が多数寄せられました。イベントを通じて、海ごみゼロの活動に貢献できたことを誇りに思う子供たちの姿が見受けられました。
今後の展望
浜田サーフィン協会からは、キレイな海を次世代に引き継いでいく意義を再確認し、さらなる取り組みを続けていく意向が表明されました。来る8月11日には、再び同様のイベントを予定しており、地域全体で海の美しさを広める動きが加速しています。
おわりに
「海と日本プロジェクト」は、地域の人たちが集まり、共に行動することで、未来の海を守る力になれる活動を促進しています。浜田市の取り組みがモデルケースとなり、他地域でも同様の活動が広がることを願っています。