岡山大の科学者たち
2024-11-21 23:48:21

岡山大学の馬建鋒教授と山地直樹准教授が世界的科学者に選出される快挙

2024年11月19日、Clarivate Analyticsが発表した「世界で最も影響力のある科学者」リストに、岡山大学高等先鋭研究院資源植物科学研究所の馬建鋒教授と山地直樹准教授が選出されました。この栄誉は、馬教授が2015年からの10年連続、山地准教授が通算9回目の受賞となります。

馬教授と山地准教授は、植物ストレス学グループとして、植物の生育に不可欠なミネラルの輸送メカニズムの解明に注力してきました。彼らの研究業績は、植物学や動物学の分野において国際的に高く評価されています。毎年公表されるこのリストは、自然科学と社会科学の20分野に属する約7,000人の研究者から、過去11年間に発表された論文の引用回数が特に高い著者を選出したものです。

引用回数が高い論文は、科学コミュニティにおいて重要かつ影響力のある成果を示すものであり、後続の研究に大きな影響を与えています。馬教授は本受賞に際し、「10年連続の選出を大変光栄に思います。今後も一層精進してまいります」とコメントしています。また、山地准教授は「着実に、これからも努力を続けます」と述べました。

岡山大学は2023年7月に学内の最重点研究分野として7つを設定し、その中に農作物や植物科学が含まれています。馬教授と山地准教授は、この分野の強化に大きく貢献しており、地域の中核をなす特色ある研究大学としての岡山大学のさらなる発展が期待されています。彼らの研究は、地元だけでなく国際的にも植物科学の進歩に寄与しており、農業や環境保全に直結する成果が世界中で注目されています。

今回の受賞を機に、岡山大学の資源植物科学研究所は、今後も植物科学や農業分野における研究を一層深化させ、持続可な社会の形成に寄与することを目指していきます。地域社会との連携も強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献していくことでしょう。

さらに、馬教授の受賞歴には、アメリカ植物生物学会からの「Dennis R. Hoagland Award」や国際肥料協会からの「Norman Borlaug Plant Nutrition Award」など、多くの国際的な評価も含まれています。これらの功績が示す通り、岡山大学の植物科学研究は今後も国内外の研究者から注目され続けることが期待されています。詳細な受賞者名簿や今後の研究活動については、公式ウェブサイトで確認できます。これからの岡山大学の進展に、大いに期待したいところです。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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