新手の屋根改修法
2026-08-24 07:19:06

アスベスト屋根の新しい対策法「シールドロックウレア工法」とは

新しい屋根対策法「シールドロックウレア工法」



株式会社十文字(栃木県宇都宮市、代表取締役:十文字 隆裕)は、2026年8月から大型建築物の屋根改修に新たな工法「シールドロックウレア工法」を導入します。この工法は、劣化したアスベスト含有スレート屋根やノンアスベスト屋根を撤去することなく、内部から強度を回復させることが特徴です。通常、スレート屋根は経年劣化することでひび割れや脆さを引き起こし、従来の方法では撤去か新たに被せるかの二択しか選びませんでした。しかし、この新技術はそれを変える可能性を秘めています。

屋根の問題と新工法の登場



現代の日本の屋根には、アスベスト含有材とノンアスベスト材の2種類の課題が存在します。アスベストを含む屋根は、健康被害のリスクが高まっており、特に中皮腫の病気が報告されています。1995年から2024年にかけて死亡者数が500人から1562人に増加しました。一方、ノンアスベスト屋根も、強度不足から早期の劣化を引き起こし、特に塗装メンテナンスが難しくなるという問題を抱えています。

このような背景のもと、シールドロックウレア工法は、屋根を効率的に再生する方法として注目されています。具体的には、劣化した屋根材に特許出願中の「含浸ソリッドプライマー」を使用し、内部から強化しつつ、強靭なウレア樹脂の塗膜で表面を守る二層構造を実現します。

施工方法とそのメリット



シールドロックウレア工法では、まず既存の屋根材に含浸ソリッドプライマーを電動噴霧器で散布します。このプライマーは低粘度であり、屋根材に深く染み込み、内側から強度を引き上げます。次に、ウレア樹脂の塗膜を2回重ね塗りすることで、屋根全体が強化されます。

この工法の主な利点は、工場や公共施設などの稼働を止めることなく施工が可能な点です。これに伴い、利用者は業務を続行しながら、安全性を確保できます。また、廃棄物を出さない分、環境にも配慮した工法となっています。特に、工期が長くなりやすい従来の屋根改修工事に比べ、施工が効率的に行えるという点が評価されています。

最新の試験結果と信頼性



この工法は実際に第三者機関での試験を受けており、試験結果からも優れた性能が確認されています。例えば、層間付着性試験では、基材側が破壊されるほどの強度を発揮し、ふつうの塗膜では成しえない性能を示しています。また、耐衝撃性試験でも、外部からの衝撃に対して塗膜が切り裂かれることなく、屋根材を保護し続ける能力があるとされています。

未来への展望



今後、株式会社十文字は、シールドロックウレア工法を通じて老朽化した屋根の対策を進めていく方針です。2028年前後に解体がピークを迎えるとされるアスベスト含有の建築物の問題に立ち向かうため、防ぎきれなかった問題に対する革新的な解決策となりえるでしょう。工場や公共施設など様々な業種での導入が期待されています。これにより、アスベスト対策における選択肢の広がりと、建物の長寿命化が促進されることが期待されます。

この新しい工法の導入により、アスベスト屋根の問題に直面する多くの施設が安全に運営されることを願っています。今後の進展がとても楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社十文字
住所
栃木県宇都宮市白沢町2020-7
電話番号
028-612-1938

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