福島で医療従事者向け手話教室を開催
9月23日、手話言語の国際デーにTCB東京中央美容外科(理事長:寺西 宏王)は、福島県にて医療従事者を対象にした手話教室を行います。この取り組みは、2025年11月に福島で開催予定のデフリンピック(聴覚障害者の国際スポーツ大会)を見据え、聴覚障害者とのコミュニケーションを向上させ、医療現場の格差を解消するための第一歩となることを目指しています。
イベント概要
この手話教室では、TCBの耳鼻咽喉科の中園医師が福島県聴覚障害者協会の手話講師とともに、医療現場においてろう者との円滑なコミュニケーションの重要性について講義します。日々多くの医療従事者が携わる中、手話を学ぶことは、聴覚障害者との医療接遇において大変意義深いことです。
開催情報
- - 日時: 2025年9月23日(火・祝)10:00~12:00
- - 場所: 日本赤十字社 福島赤十字病院 1階多目的ホール
- - 対象: 医療従事者(医師、看護師、薬剤師、受付職員など)
- - 定員: 40名
- - 参加費: 無料
プログラム内容
予定されているプログラムは以下のとおりです:
1. 主催者ご挨拶・趣旨説明
2. 医療現場での手話活用に関する講義(TCB医師)
3. 基礎手話講座(福島県聴覚障害者協会講師)
4. 医療現場を想定したロールプレイ・実践
5. 質疑応答・交流
6. 閉会挨拶
期待される効果
この手話教室によって、医療における聴覚障害者とのコミュニケーションが円滑に進むことが期待されます。また、医療格差への理解を促進し、課題意識を高めることで、デフリンピック開催に向けた意識啓発にもつながります。医療人材の育成や社会的責任の推進もこのイベントの目的の一つです。
デフリンピックについて
デフリンピックは、国際ろう者スポーツ委員会が主催する国際スポーツ大会で、耳が聞こえないアスリートたちが最大限のパフォーマンスを発揮する場です。2025年福島で行われるデフリンピックは設立100周年の記念すべき大会です。
まとめ
TCB東京中央美容外科が開催するこの手話教室は、医療従事者が手話を学ぶことで聴覚障害者との橋渡しをし、医療現場の格差を解消する新たなステップです。今後も、福島県での医療体制が整うことで、聴覚障害者との共生社会の実現が進むことを期待しています。