アマダ・グローバルイノベーションセンターで新技術発表イベントが開催されます

アマダ・グローバルイノベーションセンターで特別イベント開催

アマダグループは、伊勢原にあるアマダ・グローバルイノベーションセンター（AGIC）にて、5月15日から約1カ月半にわたって特別イベントを実施します。このイベントでは、新しい機械とソリューションの紹介、各種セミナーが行われる予定です。

製造業の現状とニーズ

近年、製造業では人手不足が深刻な問題となっています。それに対処するためには、自動化やスキルレス化が欠かせません。アマダは、最新の技術を用いて、これらの課題を解決するためのセミナー「最新加工技術セミナー2025」を開催し、参加者にとって最適なソリューションを提案する機会を提供します。

自動化とデジタル化の提案

開幕時に展示される主な製品の一つは、昨年のJIMTOFで初めて公開されたファイバーレーザーマシン「REGIUS-3015AJe」です。この機械は26kWの高出力を誇り、棚システムやテイクアウトローダーを活用することで、素材供給から製品仕分けまでの自動化が可能です。さらに、仕分けされた製品を自律搬送型ロボット「AMTES-500」がバッファーステーションを経由してベンディング自動化システム「EGB-1303ARse」へ配膳します。

また、製造DXに向けたソリューション「LIVLOTS」は、マシン間のデータ連携を実現し、工場全体の見える化を図りながら効率的な自動化を提案します。

高品質な厚板切断と省力化のソリューション

厚板の安定した高品質切断を実現するため、9kWクラスのファイバーレーザ発振器を搭載した新製品「VENTIS-3015AJe」を国内初披露。アマダ独自のLBCテクノロジーによって、厚板レーザー加工のパフォーマンスが向上し、長時間の連続運転が可能となります。また、溶接の省力化を目指し、協働ロボットや産業ロボットを使用した段階的なレーザ溶接自動化システムも一堂に展示され、高精度で高品質な加工を実現します。