誠勝が提供する企業家史制作サービス
デジタルアーカイブの専門企業である株式会社誠勝が、2024年8月7日から「そのままスキャン+」の新サービスとして、企業家自身の歴史や価値観を後継者に伝える「企業家史」制作サービスを開始しました。このサービスは、主に中堅・中小企業の経営者や起業家を対象としており、彼らが後継者となる者に受け継ぐべき重要な情報や価値観を整理し、次世代にも活かせる貴重な教材として残すことを目的としています。
サービスの特徴
このサービスの大きな特徴は、企業家が自身の経験や経営哲学を後継者に伝えるための、実用的な「企業家史」を制作することです。具体的には、教育研修やワークショップを通じて、経営者の考えや経営の要諦を明らかにし、それを形にしていきます。誠勝のデジタルアーカイブ専門メディア「デジタルアーカイブ教育」では、専門のスタッフが取材から制作までサポート。個人や企業が持つ「記録に残したい」という思いに寄り添い、未来に活用される“活きた”資料を作成します。
背景と必要性
近年、帝国データバンクによる調査では「後継者難倒産」が増加しており、2023年には400件を超え、過去最多になる見込みです。この背景には、現在の経営者が後継者に適任者を選べなかったり、後継者自身が事業承継を希望しないケースが多くあり、認識の差が問題となっています。こうした企業の現状を踏まえ、誠勝は企業家史を通じてミスマッチの解消を図り、スムーズな事業承継を支援することを決定しました。
利用の流れ
企業家史制作の過程は以下のように進行します。
1.
取材日時・場所の決定
取材は主に自宅かその近隣の施設で行います。希望に応じて場所を変更することも可能で、複数人での制作の場合は目的を明確化するためのワークショップも開催します。
2.
インタビュー取材
経験豊富なスタッフによるインタビューで、経営者の物語や考えを深く聴き取ります。必要に応じて、複数回の取材を行うこともあります。
3.
写真撮影
インタビュー終了後、紙面用の写真撮影を行います。使用する画像データも提供可能です。
4.
原稿のチェック
印刷前に原稿を確認していただき、修正が必要な場合は適切に対応します。
5.
冊子の納品
取材から約2か月後に完成した冊子を郵送し、納品となります。
株式会社誠勝について
株式会社誠勝は「文化を継承するアメーバを創る」というミッションのもと、専門知識を持つメンバーが集結したデジタルアーカイブの専門家集団です。2012年の設立以来、5,000社以上の企業や団体から信頼を寄せられており、IT技術を駆使して人々の生活を豊かにすることを目指しています。
まとめ
企業の発展や価値観の継承は、ビジネスの未来を形作る上で非常に重要です。誠勝が提供する企業家史制作サービスは、次世代に貴重な経営知識と文化を継承するための強力なツールとして機能することでしょう。自身の歴史を記録し、後継者に伝えたいと考えている企業家にとって、このサービスは大きな価値となります。是非、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。