デジタル証券株式会社、資金調達の新たなステージへ
デジタル証券株式会社(以下、DS社)は、最近シリーズAラウンドのファーストクローズを完了し、総額5億円の資金を調達したことを発表しました。この出資には、株式会社常陽銀行が出資するJレイズ投資事業有限責任組合や、丸紅株式会社、株式会社オリエントコーポレーション、株式会社サンケイビル、そして株式会社名古屋銀行が出資するめいぎん地域活性化1号投資事業有限責任組合が名を連ねており、今後のビジネス展開に向けての大きな後押しとなるでしょう。これにより、DS社の設立以来の累計資金調達額は9億円に達しました。
DS社は、“幸せを、積み上げる。”という明確なミッションを掲げ、個人投資家向けの不動産STOファンドの販売を開始したことを示しています。同社は国内初となる「デジタル証券のマーケットプレイス」を創出し、これを通じて“デジタル証券のマーケットプレイスで資産運用を当たり前に”するというビジョンに基づいて、政府が提唱する「貯蓄から投資へ」の流れを積極的に推進していく方針です。
この新しい取り組みは、デジタル証券の普及を促進し、より多くの投資家が手軽に資産運用を始められる環境を整えることを目指しています。特に、個人向けに提供される不動産STOファンドは、少額からの投資が可能であり、多くの人々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
また、DS社は最新のテクノロジーを活用して、透明性の高い取引や安全性の確保を重視しています。これにより、投資家からの信頼を得ることに繋がり、今後の成長に寄与することが期待されています。
ここで注目したいのが、DS社のLINE公式アカウント「renga」です。このアカウントでは、資産運用サービスに関する情報が発信されており、投資家の皆さんがより簡単に情報を得ることができる仕組みが整っています。友だち追加をすることで、最新の情報を瞬時にキャッチできるようになります。
会社概要
DS社は2020年11月に設立され、東京都港区赤坂に本社を置いています。代表取締役CEOは山本浩平氏であり、同社は金融商品取引業者としての登録を受けています。
また、DS社は一般社団法人 日本STO協会や一般社団法人 日本投資顧問業協会に加入しており、業界のスタンダードを遵守しながらサービスを提供しています。
今後、DS社がどのように成長し、デジタル証券市場での地位を確立していくのか、その動向に注目です。資産運用を身近に感じられる時代が、いよいよ訪れようとしています。