工学院大学の展示会情報
工学院大学は、最新の技術を企業に紹介するため、羽田、幕張、名古屋で展示会に出展します。これは、教授陣の研究成果を広く公開し、共同研究や技術指導を通じて社会貢献を目指すものです。特に、SDGsの達成に向けた取り組みとして注目されています。
出展する展示会
おおた研究・開発フェア
- - 日時: 2024年10月10日(木)、11日(金)
- - 会場: コングレスクエア羽田(東京都大田区)
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このフェアでは、工学院大学が開発した非破壊検査技術を紹介します。具体的には、溶接継ぎ手の内部状態を可視化し、未溶着部や内部の欠陥を評価する技術です。新幹線や航空機など安全性が重要な構造物に特に効果が期待されています。
CEATEC 2024
- - 日時: 2024年10月15日(火)~18日(金)
- - 会場: 幕張メッセ(千葉県千葉市)
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ここでは、酸化物エレクトロニクスにかかわる新技術を発表します。主に、低消費電力での薄膜トランジスタ型CO2センサーや、常温で形成できる深紫外透明導電薄膜に関する研究成果が触れられます。
メッセナゴヤ2024
- - 日時: 2024年10月30日(水)~11月1日(金)
- - 会場: ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)
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この展示会では、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)のリサイクルについての技術や、多機能透明薄膜技術が紹介されます。
工学院大学の教育とエンジニア育成
工学院大学では、学生が研究内容を発表し、企業のニーズに応じた技術の実現を目指しています。学生が自ら説明することで、実際の製造現場の課題やニーズを把握し、研究内容をより実践的なものに改善しています。これにより、未来のエンジニアたちが高い解決力を持って企業や社会に貢献できるよう育成されます。
工学院大学は、技術の実用化や量産化を視野に入れながら、さまざまな企業と連携を進めています。特に、企業が独自に使用することが難しい新しい技術の開発に取り組んでおり、研究成果を通じて産業界との強い結びつきを築いています。
まとめ
これらの展示会は、工学院大学が研究の成果を発信する貴重な機会となっています。大学の教授陣や学生たちが、その技術を社会に還元していく姿勢は、将来のエンジニアとしての成長だけでなく、産業界全体のイノベーションにも寄与することでしょう。大学の進化する技術に期待が高まります。