水産業の未来
2024-01-18 09:54:22
水産業の未来を育む「共漁プラットフォーム」が始動
水産業の未来を育む「共漁プラットフォーム」が始動
日本の漁業が危機に瀕しています。かつて漁業大国だったこの国は、水揚げ量が1988年の1277万トンから2021年には411万トンまで激減しました。多くの魚が市場に並びますが、日本の美味しい魚たちが将来食べられなくなる可能性があるのです。そこで注目されたのが、「共漁プラットフォーム」なる新しい試みです。
「共漁」とは何か?
「共漁」は、消費者と漁師が一体となり、持続可能な漁業を確立する新しい形態。漁師は消費者からの注文に応じて漁を行い、必要な分だけを持続可能に獲ることで水産資源を守ります。このシステムは、全員が漁業の未来に関心を持つよう促すもので、漁師の努力を消費者が直接感じることができる仕組みになっています。
日本の漁業を取り巻く現実
近年、日本の漁業は世界の他の国々に比べて大きな落ち込みを見せています。ノルウェーや中国などの国々は、水揚げ量を増加させている一方、日本はいずれも水産資源の管理が不十分であることが指摘されています。特に、漁獲可能量の厳しい設定がない日本は、乱獲や資源の枯渇が進行中です。
環境問題の影響
また、環境問題も漁業に大きな影響を与えています。地球温暖化によって海水温が上昇し、海の生態系が崩れつつあります。磯焼けや海水の質の低下は、魚たちの生息環境を脅かし、美味しい魚が獲れにくくなっているのです。
未来を切り拓く「サカナの未来」プロジェクト
そんな中、私たちが立ち上げた「サカナの未来」プロジェクトは、漁業を支援し持続可能な仕組みを構築することを目指しています。具体的には、消費者からの注文に応じた漁を行う「共漁」システムを導入し、適正な収益を確保することを狙います。これにより、漁師の働きかけや想いが尊重される新たな価値を生み出します。
漁師さんの魅力を発信する
私たちのプロジェクトが特に注目しているのは、漁師それぞれの想いや取り組みです。漁師の人柄や熱意を直接消費者に届けることで、魚がどう獲られ、どのように商流が形成されるかを知守し、消費者は安心して美味しい魚を選べるという点を強調しています。そして、漁師が憧れの職業となるよう、魅力的なストーリーを提供します。
消費者の利点
消費者にとっては、信頼できる漁師から安心して魚を選べることが最大の魅力です。「この人だからこそ買いたい」という選択ができることで、関係性が生まれ、漁業への理解が深まります。また、個々の漁師から新鮮な未知の魚を発注できることは、家庭の食卓を豊かにする可能性を秘めています。
支援のお願い
今、私たちのプロジェクトは共に日本の漁業の未来を支える仲間を探しています。クラウドファンディングを使ってこの新しい試みの一助となっていただける方々を歓迎しています。リターンには、漁師さんのおまかせ海産物セットなど、多様な特典を用意し、皆様の温かい応援をお待ちしております。実際の漁師とのふれあいや、持続可能な漁業の一端を実感できるチャンスです。この機会にぜひ、私たちと一緒に日本の漁業の未来を築いていきましょう!
いっしょに新しい漁業のカタチを確立していく仲間を大募集しています! 器用な手仕事のもとに育まれた美味しい魚たちを、私たちの未来へつなげていきましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ALTMirai
- 住所
- 東京都杉並区宮前1-4-6-305
- 電話番号
-
080-2055-8513