NetSuite、日本企業の経営管理を革新するEPMソリューションを発表 - 計画から決算、分析までを統合し成長を加速
Oracle NetSuiteは、日本企業の経営管理を支援する革新的なソリューション「NetSuite Enterprise Performance Management (EPM)」の日本導入を発表しました。このソリューションは、「NetSuite Planning and Budgeting」と「NetSuite Account Reconciliation」を含む、企業の計画、予算、予測、勘定調整、決算、レポーティングプロセスを統合的に管理するものです。
NetSuite EPM導入により、日本企業は組織全体にわたる財務情報を可視化し、より精度の高い意思決定を可能にすることで、成長を促進できます。
日本オラクル株式会社 執行役員 NetSuite事業統括 日本代表 カントリー・マネージャー 渋谷 由貴氏は、「従来、財務プロセスが分断されていることで、意思決定に時間がかかり、成長の機会を逃してしまうケースがありました。NetSuite EPMは、計画から決算、レポーティングまでを統合し、自動化することで、日本企業の財務部門の業務効率化を支援し、迅速かつ的確な意思決定を可能にします」と述べています。
NetSuite EPMの主要機能
NetSuite EPMは、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management」を基盤に構築され、NetSuiteにシームレスに統合されています。これにより、企業は財務プロセスのスピードと精度を向上させ、成長のための必要なビジネスインサイトを獲得できます。主な機能は以下の通りです。
計画・予算編成: 手間のかかる計画と予算編成プロセスを自動化します。共同作業可能な拡張性の高い単一ソリューション内で、予算、予測、シナリオ計画、レポート作成が容易になります。予測AIアルゴリズムを活用することで、計画、予測、差異を継続的に監視・分析し、意思決定を改善・迅速化します。AI機能によるトレンド、異常値、相関関係の可視化により、より深い洞察を得ることができます。
勘定調整: 買掛金、売掛金、銀行取引、クレジットカード取引、前払勘定、未払金、固定資産勘定、企業間取引など、さまざまな貸借対照表勘定の調整プロセスを合理化し、自動化します。これにより、財務部門は、さまざまなソースからの財務データの集約に関わる複雑で時間のかかるタスクを自動化し、決算プロセス全体の正確性とスピードを向上させることができます。あらゆる調整プロセスの標準化と自動化、内部財務管理の強化、より正確な財務諸表の作成、決算の迅速化に貢献します。
収益性とコスト管理: 顧客、製品、事業部門ごとの収益性を詳細に分析できます。より深い理解に基づいた意思決定を行い、事業の方向性を決定し、リソースを効果的に配分することができます。
ナラティブ・レポーティング: 説明用の文章を財務諸表やデータと合わせて単一のレポートにまとめることで、財務データの文脈化を支援します。財務チームは、一元化されたスペースで共同作業を行い、経営および規制レポートを定義、作成、レビュー、公開することができます。
*
税務申告: 税務申告プロセスを簡素化し自動化することで、多国籍企業がOECDのCbCR(country-by-country reporting)義務に効率的に準拠できるようにします。ワークフロー、タスク管理、移転価格設定機能により、税務申告のスピードと精度を向上させることができます。
NetSuite EPMは、日本企業が直面する経営課題の解決に役立つ革新的なソリューションです。計画から決算、分析までを統合することで、業務効率化、意思決定の質向上、成長の加速を実現します。
Oracle NetSuiteについて
Oracle NetSuiteは、25年以上、企業の成長、規模拡大、変化への適応を支援してきたクラウドベースのビジネスソフトウェア企業です。財務、エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)、在庫管理、人事、プロフェッショナル・サービス・オートメーション、オムニチャネル・コマースなど、統合的なシステムを提供し、世界219カ国・地域の38,000以上のお客様にご利用いただいています。
NetSuite EPMの詳細については、以下のリンクをご覧ください。
https://www.netsuite.co.jp/products/erp/epm.shtml?cid=JP_SuiteConnect_Oracle