進化するバーコード技術
2018-04-10 14:00:21
アスタリスクが進化させたバーコード読み取り技術の新境地
アスタリスクの新たな挑戦
近年、スマートデバイスの普及に伴い、特にスマートフォンの機能は飛躍的に向上しています。しかし、バーコードの読み取りにおいては依然として課題が残されていました。このギャップを埋めるべく、アスタリスクは新しい技術「AsReader CAMERA Type」を開発しました。この製品は、従来のバーコードリーダーに匹敵する性能を備えた、スマートフォン内蔵カメラを用いたバーコードスキャナーです。
開発の背景
スマートフォンのカメラは進化を遂げているものの、バーコード解析技術はあまり進歩していませんでした。これにより、現場では「カメラによるバーコード読み取りは使えない」という声が多く上がっていました。アスタリスクはこのニーズに応えるため、2年以上の開発時間を費やし、バーコードの読み取り精度と速度を飛躍的に向上させることに成功しました。
AsReader CAMERA Typeの特徴
AsReader CAMERA Typeには、大きく分けて二つの特徴があります。まずは、圧倒的な超高速の読み取りスピードが挙げられます。従来のバーコードアプリでは分析に時間がかかり、業務利用には耐えられませんでしたが、アスタリスクの技術により、例えば一般的なJAN13コードでは分析時間が1ミリ秒以下まで短縮されました。
次に、ターゲティングを容易にするレーザーポインター機能です。従来の方法では、スマートフォンの画面を覗き込みながらターゲットを探す必要がありました。しかし、アスタリスクのレーザーポインターモジュールを使うことで、作業者は現物を目視しながらスムーズにバーコードを読み取ることが可能になります。この革新的なアプローチは、従来のハンディターミナルの使い勝手を大きく向上させました。
用途の広がり
AsReader CAMERA Typeは、製造業や物流、大学病院など多岐にわたる分野での利用が期待されています。これにより、企業は従来の専用端末からスマートフォンへの移行を進めることができます。ユーザーは、利用目的に応じてアタッチメントタイプやカメラタイプを選べるようになり、それぞれの環境に最適なハンディターミナルを手に入れることができます。
また、アスタリスクのソリューションを利用することで、スマートフォンに装着したRFIDリーダーと組み合わせて、バーコードとRFIDの両方の運用が可能な高機能ハンディターミナルとして活用することもできます。
先駆け展示と今後の展望
AsReader CAMERA Typeは、2018年4月の「RFID Journal LIVE!」を皮切りに、5月の「Japan IT Week 春」、6月の「CEBIT 2018」、7月の「IoT China 2018」で続々披露される予定です。これにより、より多くの業界関係者が新技術の実物を体験し、導入の検討が進むことが期待されています。
まとめ
アスタリスクの「AsReader CAMERA Type」は、革新的なバーコード読み取り技術を実現した製品です。スマートフォンのカメラを活用することで、業務の効率化や利便性を大幅に向上させる一助となるでしょう。今後もさらなる展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アスタリスク
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西中島5-6-16新大阪大日ビル201
- 電話番号
-
050-5536-1185