工場保全力向上を目指すオンラインカンファレンスの開催
Tebiki株式会社が主催する「Productive Maintenance Conference」が、2025年4月23日(水)にオンライン形式で開催される。このカンファレンスは、工場やプラント設備の保全力を高めることをテーマにしており、専門家が集まり最新の保全戦略について深く掘り下げる機会となる。
テーマと背景
現代の産業界では、工場やプラントの設備が高経年化し、オペレーターの高齢化や人手不足の影響もあり、技術や技能の伝承が大きな課題となっている。また、世界を脅かすテロや災害、セキュリティーリスクへの対応も求められており、より高い保全力が必要とされている。このような状況を背景に、イベントでは最新のIoT、AI、ドローン技術、ビッグデータ活用に基づいた保全力と保安力の向上が議題に上る。
講師陣の紹介
カンファレンスには、元トヨタ自動車に所属した藤田稔氏(豊田エンジニアリング株式会社)や村田明彦氏(株式会社TPSソリューションズ)、さらに株式会社保全ラボの木村愛氏など、業界の第一線で活躍する講師が登壇予定だ。彼らはそれぞれの専門分野から、技術革新と人材育成の融合を視野に入れた保全の未来像について解説し、参加者に新たな視点を提供する。
以下は当日の主な講演スケジュールである:
- 講演: 元トヨタ製造課長が伝授する儲かる生産保全の進め方
- 講師: 藤田 稔 氏(豊田エンジニアリング株式会社 上級コンサルタント)
- 講演: 生産と一体化する保全戦略
- 講師: 木村 愛 氏(株式会社保全ラボ 取締役)
- 講演: トヨタの「儲ける生産保全」
- 講師: 村田 明彦 氏(株式会社TPSソリューションズ 代表取締役)
- 講演: 化学プラントの運転・保守におけるAI・IoT活用
- 講師: 山下 善之 氏(東京農工大学 名誉教授)
なお、講演内容は予告なく変更となる場合がございます。
参加方法
参加希望者は、事前登録を通じて全ての講演を無料で視聴することができる。詳細や登録はカンファレンス特設サイトで確認可能だ。
カンファレンス特設サイト
現場の改善を目指すTebiki株式会社
Tebiki株式会社は、デスクレスワーカー向けの現場支援システムを開発・提供しており、そのミッションとして「現場の未来を切り拓く」を掲げている。具体的なビジョンとして、スマートデバイスを用いた動画教育システムや、電子帳票システムの提供を行っており、製造業やその他の様々な業界における現場KPIの改善に貢献している。
まとめ
今回の「Productive Maintenance Conference」は、工場保全に関する最前線の知識や技術を学べる絶好の機会となる。ぜひ、興味のある方は参加を検討してほしい。オンラインでの視聴は、忙しい現場の方々にも適した形式であり、今後の工場保全の見通しを広げる助けとなるだろう。