上富良野町の道の駅をみんなで考えるフォーラムが開催されました

上富良野町主催のまちづくりフォーラム

2023年3月18日、北海道上富良野町で『まちづくりフォーラム～あったらいいな道の駅～』が開催され、多くの町民が参加しました。このフォーラムは、地区内への新たな道の駅を設けることを目的としており、斉藤繁町長が主導し、町民36名が集まりました。

第一部：講演

フォーラムの冒頭、斉藤町長は「皆さんの“あったらいいな”をぜひ聞かせてほしい」と述べ、町民との対話を重視する姿勢を示しました。その後、レッドホースコーポレーションの工藤達哉部長が登壇し、道の駅の役割や成功事例に基づいた講演を行いました。工藤氏は、前職での経験を基に道の駅が地域に与える影響について話し、参加者は熱心に耳を傾けていました。

第二部：ワークショップ

講演後には「みんなで考えよう上富良野の道の駅」というタイトルのワークショップが開催され、参加者は自由に意見を交換しました。「バーベキュースペース」や「ドッグラン」など様々なアイデアが飛び交い、実生活に役立つ提案もありました。このような活発な意見交換を通じて、町民は道の駅に対する具体的なビジョンを持つようになったのです。

第三部：商品開発セミナー

同日の午後14:00からは商品開発セミナーが行われ、地元の生産者や飲食業者が参加しました。工藤氏は地域産品の開発方法や商売のやり方について具体的な成功事例を挙げながら解説しました。「地元の歴史や食文化を商品に“物語”として付加することで商品の価値を高める」という内容には、参加者たちが強く同意しました。セミナー後の質疑応答では、加工業者がいない場合の対策や補助金の利用に関する意見が交わされ、参加者の関心の高さが伺えました。

地域創生を目指して

レッドホースコーポレーションは、地域創生を基軸にした事業展開を行っており、地域が自ら収益を上げられる仕組みの構築に取り組んでいます。今後も自治体や地域事業者との連携を深め、地域活性化に向けて様々な支援を行っていく方針です。このように、上富良野町でのフォーラムやセミナーは町民の活力を高め、未来の道の駅についての具体的な構想を生み出す大きな一歩となりました。