TOPPANデジタルが新たに提供するセキュアNFCタグサービス
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社は、新たに「キャンペーン向けセキュアNFCタグ発行・管理サービス」を2026年2月12日から提供開始します。これはキャンペーン用途に特化したセキュアNFCタグを搭載した販促ツールの製造から配送、運用管理までを一括でサポートするもので、特に小売店や飲食店において効率的な販促活動を実現することが期待されています。
セキュアNFCタグの特長
この新サービスの特徴は、ユーザーがスマートフォンでタグをかざすだけで誘導先Webサイトやアプリにスムーズにアクセスできる点です。また、各NFCタグにはユニークなIDが付与され、それに伴って読み取りのたびに応答URLが変動するため、不正な複製や利用がほぼ不可能になります。これにより、キャンペーン効果の測定も店舗ごとに正確に行うことができるようになります。
背景とニーズ
一般的に、QRコードを利用したキャンペーンは簡便ではありますが、その一連の手順に面倒さがあることから、ユーザーが途中で離脱する可能性が高くなります。また、QRコードがコピーされて不正利用されるリスクも存在します。しかし、NFCタグはその手間を省く便利な存在でありながら、複数の店舗での運用には特殊な管理が求められることが課題でした。TOPPANデジタルはこのニーズを受けて、新たな発行・管理システムを構築しました。
ワンストップサービス
本サービスでは、NFCタグの発行から個別の配送手配、運用管理までを一気通貫で行います。TOPPANグループは、長年のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業の知見を生かし、効率的な物流管理と連携を実現しています。この結果、各店舗へ正確にNFCタグを届けることが可能になりました。特に、キャンペーンの設計段階から商品配送までをワンストップで行うことで、クライアントに現行の負担を軽減します。
多様なデザインオプション
加えてTOPPANデジタルは、デジタルプリント技術を用いることで、同一キャンペーンであっても店舗ごとに異なるデザインや形状の販促ツールを提供します。この点は特に店舗側にとって、競争の中で際立つための大きな力となるでしょう。キャンペーンサイトの構築や運用管理も一貫してサポートし、企業や店舗の戦略的なマーケティング活動に寄与します。
先行採用と今後の展望
本サービスは、LINEヤフーの「LINEタッチ」機能に採用されており、2025年11月17日より先行運用を行っています。また、2026年2月19日と20日に開催される第22回自動認識総合展 大阪でTOPPANブースに出展予定です。
今後、TOPPANデジタルは大規模キャンペーンの支援を強化し、関連事業において2028年度には約30億円の売上を目指します。これにより、企業と消費者の間に円滑なコミュニケーションを構築し、販促キャンペーンの新たな標準を確立することを目指しています。