丹波山村がYAMAPと連携し雲取山の環境保全プロジェクト開始

丹波山村の新たな挑戦

山梨県丹波山村は、アウトドア企業である株式会社ヤマップと連携し、雲取山の登山環境を守るための「ガバメントクラウドファンディング」プロジェクトを始動しました。このプロジェクトは、自然環境の保全を目的としており、寄附金を利用して老朽化した登山道の道標を新しくし、安全で快適な登山体験を提供することを目指しています。

プロジェクトの概要

このプロジェクトの正式名称は「東京都で一番高い山『雲取山』の登山環境を守りたい！～山を愛するあなたの名前を道標に残しませんか？～」です。参加者は寄附を通じて、雲取山周辺の登山道に設置される道標に自分の名前を記載することができ、さらに村の関係者と共に設置作業に参加するチャンスも与えられます。これにより、寄附者自身の名前が自然の中に形として残ります。

プロジェクトのURLはこちらです。

目標額と期間

- 目標寄附額：200万円
- 募集期間：令和6年12月17日（火）までの90日間

寄附金は主に、雲取山の登山道に使用される新しい道標の製作のために充てられます。これらの道標は、地域内の間伐材を利用する予定で、そのため、環境にも優しい取り組みです。

参加方法

通常のふるさと納税と同様に、参加者は寄附に対するお礼の品を受けることができます。特に、賛同者の中から希望者を募り、2025年の春頃に道標を実際に設置する機会も提供されるなど、参加者にとって特別な体験が待っています。

ガバメントクラウドファンディング（GCF）とは？

ガバメントクラウドファンディングは、各自治体が支援を必要とするプロジェクトを立ち上げ、寄附を募る仕組みです。今回の取り組みは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクによって進められています。これまでに、多数のプロジェクトが実施されており、寄附総額は181億円を超えています。