軽量な杉材で楽しくDIY！新書『増補新版杉でつくる家具』の魅力に迫る

2025年5月、書籍『増補新版杉でつくる家具手工具だけでつくれる、軽量な椅子とテーブル21点』がグラフィック社から発売されます。この新しい本は、1953年に発行された『アイディアを生かした家庭の工作』を基に、現代の視点で再編集された内容が特徴です。

杉材の魅力とは？

杉はその軽量さと頑丈さから、DIY家具製作にピッタリの素材です。本書では、軽やかなデザインと機能性を兼ね備えた椅子やテーブルが21点も紹介されており、初心者でも安心して挑戦できるよう、手工具のみで製作できる方法が解説されています。

この本の最大の魅力は、手作業で作る楽しさだけでなく、軽量でありながらしっかりとした仕上がりを提供することです。杉の特性を最大限に活かした作品づくりができます。

新しいデザインアプローチ

本書では、CAD図面と3Dの組み立て図が取り入れられており、特に製作工程はわかりやすい3Dイラストで説明されています。これにより、視覚的に理解しやすく、DIYの初心者にも優しい内容となっています。

目次の見どころ

- 1章椅子 では、筋交いが効いた2WAYスツールや、ガーデンチェア、挟み脚のベビーチェアなど、機能性とデザイン性を追求した多彩な椅子が紹介されています。
- 2章テーブル では、挟み脚のサイドテーブルや、ダイニングテーブル、さらに滑り台や昇降台としても使える台座など、各種テーブルの作品があります。

多様なデザインの中には、普段の生活に役立つ実用的なものばかりで、特にファミリーで楽しむDIY作品が揃っています。

編者のこだわり

本書の編者はKAKデザイングループで、生活運動を推進し続けるグループです。中心人物の秋岡芳夫が1970年に結成したこのグループは、東京・中野にあるクラフトショップ「モノ・モノ」を拠点に、「消費者をやめて愛用者になろう」というスローガンのもと活動しています。本書は、このチームから大沼勇樹、笠原嘉人、菅村大全の3人が集結し、完成度の高い作品集となっています。

書籍情報

新書『増補新版杉でつくる家具』は、B5変形サイズで176ページを収め、定価は2,970円（税込）です。ISBNは978-4-7661-4032-3で、書店やAmazon、楽天ブックスなどで購入可能です。

手軽にDIYを楽しめる、しかも見た目もスタイリッシュな家具を自作できるこの本は、これからDIYを始めてみたい方や、すでに興味をもっている方にとって、貴重なガイドとなることでしょう。軽量で頑丈な杉材を使ったDIYを始めるチャンスが、この本にありそうです。