IoT通信の新たな可能性「NOCXX」
株式会社インターポレーションは、独自に開発したLoRaWAN対応のネットワーク管理ツール「NOCXX」を、2017年11月6日から日本、米国、欧州、東南アジアに向けて提供を開始しました。このツールは、IoT通信の管理に革命をもたらすものとして注目されています。
LoRaWANは、長距離通信が可能でありながら省電力でデータを送受信できる技術です。この特徴から、IoTデバイスのネットワーク構築において非常に有用とされています。「NOCXX」は、そのLoRaWANを扱うための必須ツールとして設計されています。
機能の豊富さと操作の簡便さ
「NOCXX」の最大の特徴は、LoRaWANを構築するために必要なゲートウェイやセンサーの管理が、誰でも簡単に行える点です。ユーザーは、Webインターフェイスから直感的な操作で登録や削除を行えるほか、オンラインでの監視やデバイスのオン/オフ切り替えもスムーズに実施できます。
ユーザーの自由を実現
これにより、企業は自社のニーズに合ったLoRaゲートウェイやセンサーを用意し、NOCXXに登録するだけで、独自のプライベートIoTネットワークとサービスを簡単に構築可能となります。このプロセスの簡便性は、多忙な企業にとって大きな利点です。
サービス申し込みも簡単
「NOCXX」の利用申し込みは非常にシンプルで、専用サイト(https://www.nocxx.com)で必要な情報を入力するだけでスタートできます。提供されるプランには、最初の3カ月間無料で使えるお試しプランをはじめ、ビジネスやエンタープライズ向けの多様なプランが用意されています。
APIによりさらなる自由度
さらに「NOCXX」には、APIが搭載されており、開発者は自社のアプリケーションからNOCXXの機能を自在に操作できます。これにより、煩雑な管理作業が削減され、ユーザーは多くのアプリケーションと連携しながらもシンプルに運用できます。
今後の展開と期待
インターポレーションは、今後のリリースとしてNOCXXに連携するデータの可視化ツールや、クラウドサーバ管理ツールを開発する計画があります。これにより、全てのツールを一つのインターフェイスで運用できるようになり、IoTサービスがさらに使いやすく、柔軟なものになるでしょう。
企業のミッション
インターポレーションは、IoTを強化するためのソリューションをアジア全域に提供することを目指しています。特にエネルギーやインフラの分野に特化したIIoTソリューションの提供に注力しており、E2E(エンドツーエンド)で顧客のニーズにマッチする実用的なソリューションを継続的に開発しています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社インターポレーション
- - 代表者: 左舘経明
- - 所在地: 東京都千代田区神田多町2-1-7
- - 設立: 2015年11月
- - 資本金: 5,290万円
- - 事業内容: IoT通信、IoT/ESCOソリューション、エネルギー管理
- - URL: http://www.inter-polation.com/
このように、「NOCXX」はさまざまなIoT通信のニーズに応えるために開発されています。これからの展開に期待が寄せられる中、各業界へのインパクトはますます大きくなるでしょう。