三浦の大地が生み出した「三浦野菜もよう」
三浦市は、三方を海に囲まれ、温暖な気候に恵まれた地域。その豊かな土壌で育まれる "三浦野菜" は、多様な野菜が季節ごとに楽しめる特長を持っています。冬の大根から始まり、春にはキャベツ、夏には魅力的なスイカやかぼちゃが市場に並びます。これらの野菜たちは、古くからの生産者たちの手によって育まれ、安全で新鮮な品質を保前提に、消費者に届けられています。
地域の愛を布に込めて
そんな三浦野菜の魅力を広める取り組みとして、地域密着のウェブメディア「地元良品JOURNEY三浦半島篇」と鎌倉のテキスタイル研究所Casa de pañoがタッグを組んで、「三浦野菜デザインプロジェクト」を展開しています。このプロジェクトでは、地元の生産者やその周辺に関わる人々の物語を紐解き、彼らがどのように野菜を育て、どうやってそれを消費者に届けるのかを取材し、記事の形で発信しています。
これらのストーリーを基に、スズキトモコ氏がデザインした「三浦野菜もよう」が、キッチンタオルとして形を現しました。このプロジェクトには「デザインを通して地域に貢献する」という思いが込められています。
個性豊かなモチーフが特徴
スズキトモコ氏が手がけたデザインは、三浦の特産物である大根、本春キャベツ、スイカ、かぼちゃをモチーフにしています。それぞれの野菜が持つ形や生命力からインスパイアを受け、モダンかつ優しい印象のもようが生まれました。全4種、さらにそれぞれ3色展開の計12パターンがストアに並びます。
活力をもたらす播州織の技術
「三浦野菜もようのキッチンタオル」は、播州織という兵庫県の伝統的な技術を使用して製作されています。先に糸を染めてから織る「先染め」の技法が採用され、色の深みと生地の風合いに優れた仕上がりとなっています。さらに、綿約90%と麻約10%のコットンリネンを使い、吸水性と速乾性を兼ね備えた実用的なアイテムに仕上がっています。
使えば使うほど、その柔らかさと手に馴染む感触を楽しむことができます。
QRコードで体験する物語
このキッチンタオルには、QRコードが付いており、読み取ると「地元良品JOURNEY三浦半島篇」の特設ページにアクセスすることができます。そこでは、この製品がどのように誕生したか、その背後にある地域のストーリーを知ることができます。日常の中で、テキスタイルを通して地域の物語を感じられる新たな体験を提供しています。
製品概要
- - 製品名: 三浦野菜もようのキッチンタオル
- - メーカー希望小売価格: 2200円(税抜)
- - サイズ: 約42cm×62cm
- - 素材: 綿 約90%、麻 約10%(播州織)
- - デザイン: 全4種(大根、キャベツ、スイカ、かぼちゃ)
- - 発売日: 現在発売中
どこで手に入るのか
このキッチンタオルは、三浦市農協のオンラインショップをはじめ、多くの地元店舗で取扱いがあります。具体的には、うらりマルシェやさい館ややまさ園、また三浦市外の店舗でも手に入れることができます。これは地域への愛着とコミュニティの結びつきを再確認する素晴らしい機会です。どうぞ、この機会に三浦の地元の魅力を感じてみてください。