オラクル、Fusion Cloud Sustainabilityで企業のサステナビリティ向上をサポート

オラクル、企業のサステナビリティに新たな風を吹き込む

2024年9月17日、東京。オラクルが発表した「Oracle Fusion Cloud Sustainability」は、企業がサステナビリティに向けた取り組みをより効果的に推進できる新しいアプリケーションです。この新機能は、追加のコストなく利用でき、ビジネスリーダーが環境目標の達成を加速させるために必要なデータを効率的に収集・分析する手助けをします。

サステナビリティ管理の課題解決

オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、スティーブ・ミランダ氏は、企業がサステナビリティ推進において直面している大きな障壁は、必要なデータを収集し整理するためにかかる時間と複雑さであると述べています。「Oracle Fusion Cloud Sustainability」はこれらの課題を解消し、最新のガイドラインに従ったデータ管理やレポート作成を自動化する機能を備えています。

主な機能とメリット

このプラットフォームは、以下のようなさまざまなメリットを提供します。

1. トランザクション記録の自動化

AIの活用により、トランザクションの記録を自動化し、サステナビリティ関連のデータを正確かつ迅速に管理します。これにより、効率性と透明性が向上します。

2. データのコンテキスト化

オラクルの他のクラウドアプリケーションから運用データを引き出し、特に注意が必要な要素を明らかにすることで、意思決定を支援します。

3. 事前構築済みのダッシュボード

あらかじめ設計されたダッシュボードを通じて、サステナビリティに関する進捗を容易に把握し、他の情報に基づく次のステップを決定できます。

4. 厳格な監査機能

改ざん防止機能を備えた元帳エントリにより、サステナビリティ関連の活動の影響を正確に把握できます。

5. 高度な排出係数マッピング

企業のCO2排出量を計算し、各活動の環境への影響を詳細に分析します。必要に応じて異なる単位や通貨に変換することも可能です。

6. 包括的な統合機能

REST APIやスプレッドシートを利用して外部データを簡単に取り入れ、必要な活動を効率的に追跡します。

クラウドとAIによるイノベーション

「Oracle Fusion Applications Suite」では、クラウドと先進的なAIテクノロジーを活用して、財務業務やサプライチェーン管理などを単一の統合プラットフォームで扱います。このアプローチにより、企業は業務のサイロを排除し、よりスムーズにプロセスを進められます。また、四半期ごとのアップデートによって、企業は常に最新の技術と情報を受け取り、変化に迅速に対応可能です。

オラクルの最新情報や製品については、公式ウェブサイトをご覧ください。オラクルは、企業が持続可能な未来を築くための重要なパートナーとなることを目指しています。今後も技術の進化によって、企業が環境目標を達成できるように支援を続けていくでしょう。