日本画継環展が目指す未来
伝統的な美術形式である日本画が、現代社会でも息づくための新たな取り組みが始まります。2026年2月16日から3月20日にかけて行われる「日本画継環展」が、クラウドファンディングを通じてその活動を支援することを目的としています。この展覧会は、日本画とその画材の継承を目指すだけでなく、経済的・教育的な循環を促進することを狙っています。
クラウドファンディングの背景
日本画は長い歴史を持つ伝統芸術ですが、その背後には、それを支える職人の存在があります。現代において、両者の存在が脅かされつつある現実があります。「日本画継環展」はこうした状況を変えるために企画されました。「継環」という言葉には、技術や精神の継承と物的・環境的循環が込められています。単に文化を守るだけでなく、現代と結びつけて未来へとつなげることを目指しています。
公募展への応募も盛況で、締切を迎える前に、200点以上の作品が寄せられました。国内外の多様なアーティストが参加する中で、これぞ日本画という作品が次々と集まっています。この展覧会を通じて、職人や作家、画廊の人々が互いに顔を合わせ、支え合う横の関係を築くことも目的です。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトのクラウドファンディングは、2月16日から開始されます。目標金額は1st GOALが66万円から始まり、最終的には210万円を目指します。集まった資金は、各賞の準備や展示の運営費用、さらには日本画の基礎研究に使われる予定です。
目標金額の使途
1.
1st GOAL:66万円
- 副賞準備費用:受賞者への副賞を用意するための費用。
- 公募展運営費用:展示会場の設営費とパンフレット制作費。
2.
2nd GOAL:110万円
- 絵画輸送費用:作品を東京から福岡に輸送するための費用。
3.
3rd GOAL:210万円
- 日本画基礎研究費用:職人の状況や作家を取り巻く環境を調べるための経費。
このクラウドファンディングは「All-in」方式で実施しますので、目標金額に達しなくても計画を実行し、リターンをお届けすることになります。ただし、寄附金は控除の対象ではありませんのでご留意ください。
返礼品の魅力
支援していただいた方には、選りすぐりの日本画材を手に取れるプランが用意されています。これにより、届いたその日から気軽に作品を制作できるようになります。また、画材以外にも魅力的なリターンをいくつか用意しています。
未来に向けて
「日本画継環展」は、日本画とその画材を未来へとつなぐための重要な試みです。日本画は国内外でその価値を再確認されています。私たちのプロジェクトに参加し、この文化を支える活動に貢献していただける方々をお待ちしています。日本画の世界を共に発信し、次の世代へ伝えていくための一助となることを願っています。
(日本画継環展実行委員会代表 金石智宏)