コニカミノルタが新ブランド「BAUMX」を立ち上げ！体験価値向上を目指す

コニカミノルタ新ブランド「BAUMX」始動

コニカミノルタジャパン株式会社が新たに立ち上げた「BAUMX（バウムクロス）」は、空間の演出からデータ活用までを一貫して支援し、体験価値の最大化を目指しています。特に、2025年の大阪・関西万博において、一般財団法人池坊華道会が主催する「いけばなの根源池坊展―TRANSITION―」への協賛を通じて、展示空間での人流や感性に関するデータ収集・分析を行います。

BAUMXの背景と目的

社会のデジタル化が進展する中、リアルな体験の価値が見直されています。都市の再開発に伴い、空間体験の重要性も増してきました。しかし、実際の施策は経験や勘に頼ることが多く、効果測定が難しいのが現状です。そこに対する解決策として、BAUMXはデータサイエンスや心理学を活用し、空間体験を数値化します。人流調査を通じて、来場者の興味や印象を定量的に把握し、さらにはコニカミノルタ独自のイメージング技術を活用して、より没入感のある体験を提供します。

BAUMXが提供する価値

1. 空間体験の効果をデータで可視化
BAUMXはコニカミノルタの独自技術を駆使し、デザインに対する感性を可視化します。来場者の反応や興味を数値化し、そのデータを基に最適なマーケティング戦略を構築します。この手法を用い、池坊の展示会でも実施し、どの要素が効果を持つかを見極めます。

2. 没入型体験を演出
コニカミノルタの長年の技術を活かし、プラネタリウムのLED技術などを用いたコンテンツ作成に力を入れています。これにより、参加者は新たな感性に気づくことが期待され、社会全体に新たな価値が生まれることを目指します。