KPMGジャパン、アドバイザリー新会社設立の意義
KPMGジャパン(本社:東京都千代田区)は、2025年12月1日より、手厚いアドバイザリーサービスを提供するために『KPMGアドバイザリーホールディングス株式会社』を新たに設立しました。この新会社は、5,000名のプロフェッショナルを集結させ、企業の成長を果敢に支援するためのワンストップサービスを提供します。
最近の企業環境は、地政学的リスクやサイバーセキュリティの脅威、AIやデータ活用の推進、さらにはサステナビリティへの対応といった複雑な課題に直面しています。これらの課題に迅速に、そして統合的にアプローチするためには、専門知識を持ったプロフェッショナルチームの支援が不可欠です。KPMGは新しい組織を設立することで、こうしたニーズにより効果的に応える体制を整えました。
新会社設立の背景と目的
本新会社の設立は、アドバイザリーサービスに必要な統轄機能を強化し、各種サービスを統合的に提供することを目的としています。従来のサービスを進化させるためには、以下のような重要なポイントに注力しています。
- - 統合的サービスの提供: 経営戦略や事業変革、AI変革に加えて、リスク管理など多岐にわたる分野でのサービスをシームレスに結びつけ、クライアントのニーズに応じた深掘りした提案を行います。
- - 高品質サービスの確立: KPMGグローバルとの連携を一層強化し、高品質で信頼性のあるアドバイザリーサービスの実現を目指します。
- - 戦略的投資の推進: 成長性の高い領域や戦略的プロジェクトに対する投資を増やし、優れたタレントを集めることで、企業成長支援のスピードを加速します。
KPMGジャパンの信念
KPMGジャパンの全てのアドバイザリーサービスの根幹にあるのは「Trust(信頼)」です。この信念をもとに、クライアントの持続可能な成長を共に築く真の変革パートナーとしての役割を果たしていきます。
新設されたKPMGアドバイザリーホールディングス社は、以下のメンバーファームと密接に連携し、専門性を発揮していきます:
- - あずさ監査法人: 財務報告やリスク管理等の専門アドバイザリー業務。
- - KPMGコンサルティング: あらゆる変革に関する総合コンサルティング業務。
- - KPMG FAS: ディールアドバイザリーやストラテジー業務。
- - KPMG Forensic & Risk Advisory: 危機管理やリスクアドバイザリー。
- - KPMGあずさサステナビリティ: サステナビリティ関連の保証・コンサルティング。
- - KPMGヘルスケアジャパン: 医療や健康関連のアドバイザリーサービス。
- - KPMG Ignition Tokyo: デジタルソリューションの開発とサービス提供。
これらの連携により、KPMGジャパンはその専門性をさらに強化し、複雑なビジネス環境に立ち向かう企業を力強くサポートしていく考えです。
まとめ
KPMGジャパンによる新会社の設立は、これからの企業の成長を支える重要なステップです。多様なニーズへのワンストップサービスを提供することで、企業の持続可能な成長を実現し、信頼されるパートナーとしての役割を果たします。これからの展開に期待が寄せられています。