パソナが下関市に移住定住支援センターを開設し地域活性化を推進

パソナ、下関市に新たな地域活性化の拠点を開設

株式会社パソナグループは、山口県下関市との協力のもと、新たな移住定住トータルサポートセンター『LiveHUBしものせき』を10月1日にSMAビルで開設しました。このセンターは、都市部からの移住や定住を希望する家族や若者に対し、就労支援や住まいの情報提供を行うことを目的としています。

地域の課題への取り組み

近年、地方では少子高齢化と人口減少が深刻な問題となっており、これに対処するためには都市からの移住促進が急務です。パソナグループは、全国の自治体と連携し、地域の活性化を目指す「地域共創プロジェクト」の一環として、山口県下関市との包含連携協定を昨年4月に締結し、さまざまな地域課題を解決するための取り組みを進めています。

『LiveHUBしものせき』では、下関市内の企業と連携した就業機会の提供が行われ、さらに住まいや地域の情報がリアルとオンラインの双方で提供される予定です。これにより、地域住民と移住者の交流が促進され、コミュニティの形成が期待されています。

地域と共に育むコミュニティ

新たに開設されたセンターでは、移住支援のみならず、地域の魅力を発信するイベントやワークショップも定期的に開催される予定です。これにより、地元住民と移住希望者が共に交流し、関係人口の拡大を図ります。

具体的には、住居の情報提供や地元企業とのマッチング、雇用創出に関する講座、さらには地域の特産品を活かした商品開発を支援するプログラムも用意されています。

パソナグループの代表取締役グループ代表南部靖之氏は、「このセンターを通じて地域の魅力をさらに引き出し、全国に発信していきたい」と語りました。地域活性化の新たな拠点として期待される『LiveHUBしものせき』は、持続可能な地域創生のモデルとして機能することでしょう。