大崎町の誇る居酒屋「もんちゃん」の魅力
鹿児島県の大崎町は、九州の最南端に位置する自然豊かな町です。この町の特徴の一つは、地元の特産を生かした料理。中でも「居酒屋もんちゃん」は、その土地ならではの味わいを楽しめる人気のスポットとなっています。ここでは、店主・上檔政利さんと妻の舞子さんが手がける料理に焦点を当て、その誕生秘話や看板メニューについて深堀りしていきます。
居酒屋のスタートアップストーリー
2202年2月、コロナ禍の真っ只中に誕生した「居酒屋もんちゃん」。政利さんは、高校で調理を学んだ後、大阪のラーメン店で経験を積んだ後、鹿児島に戻り、さまざまな飲食業務を経ての独立でした。店名は自身のあだ名からあり、妻による「もんちゃんに決まってる!」との強い推薦で決まりました。
その物件は以前「田舎料理おかん」という居酒屋でしたが、店主の体調不良によって営業継続が不可能となったことが、新たな挑戦のきっかけとなりました。勇気を持って背中を押してくれたのは、妻の舞子さんの存在です。「失敗しても若いから大丈夫」と励まされた政利さんは、自信を持ってこの新たな一歩を踏み出しました。
人気の料理メニュー
居酒屋もんちゃんが誇る看板料理の一つは、
自家製炭火焼き鳥刺しです。塩麹で一晩漬け込んだ鶏肉を、備長炭で炙り仕上げるこの料理は、柔らかい食感と濃厚な旨味が特徴。お客さんからは「これが食べたくて来た」という声が続々と寄せられています。
続いて、
鶏の唐揚げもこちらの人気メニューの一つ。ブラジル産の鶏肉を使用し、7種類の調味料で仕上げるこの料理は、外はカリっと、中はジューシーで誰もが喜ぶ味わいです。
そして、なんとまるでフォアグラのような贅沢な風味を楽しめる
桜島鶏レバ刺し風も見逃せません。低温調理で仕上げられたこの料理は、濃厚でクリーミーな味わいが支持されています。
地元に根づく無人販売「もん次郎」
さらに、居酒屋の目の前には新たにオープンした
無人販売所『肉の無人販売 来て!見て!もん次郎』があります。ここでは「鶏刺」や「唐揚げ」、簡単に調理できる「手羽先」などが手に入るため、しっかりとしたした料理に加え、お手軽な美味しさを提供しています。
無人販売所は、当初はただの倉庫として使う予定でしたが、メニューが増えすぎた結果、素材のストックスペースが足りなくなり、便利な販売所として展開することにしました。ショーケースから商品を選び、現金のお支払いは「お支払い箱」に入れるだけの手軽さで、地元の人々に愛されています。
二人三脚での未来
夫妻の出会いは政利さんが41歳、舞子さんが30歳のとき。当初の電撃的な結婚がまさに人生のパートナーとしての運命の出会いでした。お互いを支え合い、これからも地元に密着したお店の運営を続けていく意向が伺えます。
「居酒屋もんちゃん」で過ごすと、お客様が笑顔になれる時間を体験することができるでしょう。食を通じて人々を繋げているこの居酒屋の今後が非常に楽しみです。
居酒屋もんちゃん
住所:〒899-7305 鹿児島県曽於郡大崎町假宿 1144-5
営業:17:30〜22:00(L.O. 21:30)
定休日:火曜日・第2日曜日
電話:080-1791-7877
肉の無人販売 来て!見て!もん次郎
住所:大崎町假宿1144-2
営業:11:00〜22:00
定休日:年中無休
電話:080-1791-7877