株式会社シオン、全株式取得でヘルスケアの展開を拡大
株式会社シオン(本社:東京都港区、社長:井上 勉)は、この度、リハビリテーションや医療、介護分野における豊富な知識と経験を持つ株式会社エブリハ(本社:京都府京都市、社長:成瀬 文博)の全株式を取得したことを発表しました。これにより、エブリハはシオンの子会社となり、両社の連携によってヘルスケア関連事業のさらなる発展が期待されています。
株式取得の背景
シオンは、設立以来、戦略コンサルティング、HRコンサルティング、プラットフォーム事業、及びヘルスケア関連事業を展開してきた企業です。特に近年は、ヘルスケアに特化した人材採用支援やDX推進のコンサルティングに注力しており、医療・介護の領域で幅広い企業や施設にサービスを提供しています。
エブリハは、「リハビリテーションの力で元気な人を増やす」という理念のもと、リハビリSaaS「PTmate」や介護向けのリハビリコンサルティング、さらにはヘルスケア機器の開発など多様なプロジェクトを展開しています。これまでに5万人以上のリハビリテーションに関与しており、豊かな知見を蓄積しています。
PTmateがもたらす革新
エブリハが提供するPTmateは、介護施設におけるリハビリ支援のDXサービスです。このサービスは、理学療法士などの専門家によるサポートとITによる情報管理を融合し、利用者のケアプラン作成を効率化します。さらに、専門家の訪問支援を受けることで、介護事業者は新たな加算報酬を獲得しやすくなり、売上増加にも繋がります。
今後は、シオンのヒューマンリソースやDX推進のノウハウと、エブリハの専門的サービスを統合することで、介護事業所の自立支援や健康寿命の延伸に寄与すると共に、業務の効率化を図ることが狙われています。
期待される相乗効果
エブリハとシオンの連携により、リハビリテーションとヘルスケア分野で新たな価値を創出し、業界全体の課題解決に貢献することが期待されます。この統合により、専門性の高いサービスが提供され、介護事業者の業務が向上するだけでなく、職員の負担軽減やケアの質の向上にも繋がります。
今後の展望
両社の強みを連携させることで、ヘルスケア領域においてイノベーションを推進し、市場における競争力を一層強化するとともに、社会全体への貢献を目指しています。シオンは、今後もエブリハの専門性を活かし、リハビリコンサルティングやリハビリSaaS領域での新たな施策を展開していく計画です。
企業情報
代表者:井上 勉
所在地:東京都港区東新橋2丁目3番17号 MOMENTO SHIODOME 3階
設立:2009年8月
URL:
sion-group.com
代表者:成瀬 文博
所在地:京都府京都市左京区下鴨南野々神町1-15 フォースビル4F
設立:2014年8月
URL:
everehab.com