滋賀県大津に新店舗オープン!「近江八景」をテーマにした逸品たちが登場
和菓子製造販売を行う株式会社たねやは、2025年3月24日に滋賀県大津市の湖畔に新店舗「LAGO(ラーゴ)」をオープンし、そこにて「近江八景」をテーマにした新しいお菓子を発売します。このプロジェクトは、滋賀県を代表するお菓子を開発しようとするものです。
近江八景とは
近江八景は、日本の最初に選定された8つの美しい景色であり、地域の文化や歴史に深く根付いています。成安造形大学の教授であり副学長でもある加藤賢治氏の助言を受け、新たな商品開発が進められました。滋賀県の成安造形大学の学生たちとのコラボレーションによって、地域の美しい風景をお菓子に写し取る試みが行われました。
共同開発の背景
2023年9月から始まった「近江八景プロジェクト」では、学生たちがフィールドワークを行い、試作を重ねながら近江八景をテーマにしたお菓子を共同で開発しました。これにより、8つの美しい風景を象徴するお菓子が完成しました。開発された8つのお菓子は、LAGOでの新刊を通じて皆さまに紹介されることになります。
商品ラインナップ
「近江八景」のラインナップには、各景色を反映した8つのお菓子が揃っています。ここではその一部を紹介します。
1.
矢橋まんじゅう(216円) - 矢橋帰帆をテーマにしたもので、酒粕を使用した生地にこし餡が包まれています。琵琶湖と白い帆をイメージした色合いです。
2.
瀬田もなか(648円) - 瀬田夕照を表現した手作り最中。甘酸っぱいベリー餡を貝の形の最中で挟んでいます。
3.
石山あんやき(216円) - 石山秋月をイメージした、黒い生地に黄色い餡を包んだお菓子です。
4.
唐崎あんみつ(1,080円) - 唐崎夜雨をテーマにしており、夏の夜の雨の景色を表現したみずみずしい寒天のお菓子です。
これら各商品は、景色やその特徴を反映したパッケージデザインが施されています。また、書家・水野恵氏による古漢字の印字がそれぞれのお菓子に添えられており、伝統と現代の融合を感じることができます。
新店舗LAGOの魅力
新しくオープンする「LAGO 大津」は、琵琶湖を一望できる素晴らしいロケーションに位置し、特別な体験を提供します。店舗のテーマは「水」で、自然環境と人の暮らしが共存する場所としての役割も大切にしています。
まとめ
滋賀県の美しさと文化が凝縮された「近江八景」は、地域について新たに学びながら楽しめる魅力的なお菓子です。ぜひ、オープンを楽しみに待ち、滋賀県への訪問を計画してください。成安造形大学とのコラボレーションによるこのお菓子は、多くの方々に滋賀の素晴らしさを再発見していただけることでしょう。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。