青森の平川市に本社を構えるタグボート株式会社が手掛ける「CRAZY DAYS」と「CRAZY CIDER」が、国内外の権威ある酒類コンペティションで次々と受賞を果たしました。この快挙は青森のりんごの魅力を世界に発信する重要なステップとなっています。
受賞ラッシュの背景
タグボート株式会社は、平川市において青森産りんごを生かしたりんご酒事業を展開しています。昨年、新型コロナウイルスの影響を受けた中で新たな道を模索し、「CRAZY CIDER」の販売を開始。その後、青森県特産品コンクールでの受賞により事業の可能性を感じたといいます。今回の受賞は、さらなる自信を与える出来事となりました。
IWSC2025での銅賞
特に注目すべきは、「International Wine & Spirit Competition (IWSC)2025」において「CRAZY DAYS WHITE DREAM EDITION」が銅賞を受賞したことです。このコンペティションは、世界中の酒類を対象にした権威あるイベントで、審査員がブラインドテイスティングにより品質を評価します。
「CRAZY DAYS WHITE DREAM EDITION」は、繊細な花の香りや熟したリンゴのフレッシュな味わい、蜂蜜の甘さとのバランスが高く評価され、初受賞にも関わらずこの名誉を勝ち取りました。
ITIの1つ星評価
また、「International Taste Institute(ITI)」の2025年審査会でも、同じく「CRAZY DAYS WHITE DREAM EDITION」が1つ星を獲得。これは世界的に認められた味覚評価機関が行う審査で、様々な項目において高評価を得た成果です。強いアルコール感とリンゴ、シトラスの芳香、さらには爽やかな酸味が際立っており、非常にバランスが取れた味とされています。
Japan Cider Cup 2025での快挙
さらに、日本唯一のサイダーテイスティング・コンペティション「Japan Cider Cup 2025」においても、同社の製品が合計3つの賞を受賞しました。「CRAZY DAYS WHITE DREAM EDITION」と「CRAZY DAYS RED DREAM EDITION」がシルバー賞を受賞し、「CRAZY CIDER CASSIS」にもブロンズ賞が授与されました。このコンペティションは、一般消費者や業界の専門家がブラインド審査を行うため、非常に信頼性の高い評価につながります。
代表の意気込み
タグボート株式会社の代表取締役水口清人氏は、「青森の恵みを、世界の街へ」という理念を掲げ、事業に取り組んでいます。新型コロナ禍からスタートしたりんご酒事業は、今や彼らのビジョンに不可欠な存在となりつつあり、さらなる展開を期待されています。水口氏は、「これからもCRAZYなひらめきと技術を融合させ、新しい感動を届け続ける」と語っています。
未来の展望
今回の受賞は、青森県の誇るべき資源を最大限に活用することで新たな市場を開拓する道筋を示したものです。今後もタグボート株式会社の動向に注目が集まる中、青森のりんごから生まれる新たな魅力がどのように進化していくのか、目が離せません。
公式情報
詳しい情報や商品の購入は、以下の公式サイトやSNSにてご確認ください。
このように青森のりんごを素材にしたタグボート株式会社の挑戦は、地域に新たな活力を生み出し、世界に向けた青森の魅力を発信する重要な役割を果たすことが期待されています。