グローム・ホールディングスの2027年3月期第1四半期業績報告
グローム・ホールディングス株式会社(証券コード:8938、本社:東京都港区)は、2027年3月期第1四半期(2026年4月1日〜2026年6月30日)の業績を発表しました。この四半期において、同社は営業利益を前年同四半期の損失から利益へと転換させ、注目を集めています。
営業損益が黒字転換
2027年3月期第1四半期は、売上高458百万円(前年同四半期比2.3%増)、営業利益は30百万円と報告しています。特に医療関連事業が好調で、セグメントの売上高は423百万円(同2.3%増)、営業利益は116百万円(同74.7%増)を記録。四半期純利益は12百万円で、昨年の同時期に比べて大幅な改善を見せました。
昨年の同四半期では、特別損失404百万円が含まれており、これは関係会社株式の売却損や出資金の評価損が原因でした。しかし、今回の第1四半期では特別損失の計上は無く、これが利益の黒字転換に寄与しています。営業外費用では、株式交付費が11百万円計上されており、これも利益面での影響をもたらしました。
セグメントごとの状況
医療関連事業
医療関連事業が好調を維持しており、売上高は前年同四半期比で増収を続けています。また、営業利益も大幅に増加しており、同事業への期待が高まっています。
不動産関連事業
不動産関連事業も微増の傾向が見られ、売上高34百万円(同1.1%増)、営業利益14百万円(同3.8%増)を記録。この事業では、北海道内の商業施設を賃貸しており、安定した収益を確保しています。
財政状態と系統用蓄電所への投資
第1四半期の財政状態では、総資産が8,355百万円と前年同四半期から5.8%増加しました。現金及び預金の減少が見られる一方で、建設仮勘定には系統用蓄電所事業への1,035百万円の投資が計上されています。この投資は今後の事業成長に寄与すると期待されています。
負債は578百万円と7.0%減少し、自己資本比率は91.0%に達しています。また、資本の増強を目的に、第三者割当増資を実施し、資本金と資本剰余金がそれぞれ230百万円増加しました。
通期業績予想
さらに、2027年3月期通期の業績予想には大きな変更はなく、売上高3,166百万円(58.0%増)と計画されています。営業利益は197百万円、経常利益198百万円、親会社株主に帰属する当期純利益186百万円が見込まれ、年間配当は3円00銭を予定しています。
今後の成長に期待が寄せられるグローム・ホールディングスは、医療関連事業と新たな系統用蓄電所事業の展開を通じて、さらなる業績向上を目指しています。これからの動向が楽しみです。