Yell応援菓 5周年
2025-10-17 20:23:13

被災農家支援と地域の食文化をつなぐ「Yell応援菓」5周年

地域の食文化をつなぐ「Yell応援菓」



石川県金沢市に本社を構える株式会社ハチバンが提供する「Yell応援菓」が、今年で5周年を迎えました。この取り組みは、石川の農家と和菓子職人が協力し、地域の農産物を使用した創作和菓子を通じて、地元の食文化を次世代へとつなげることを目的としています。特に令和2年10月から始まったこのプロジェクトは、その名の通り地域を応援する姿勢が貫かれています。

昨年の能登半島地震では、被災した農家「ひらみゆき農園」のブルーベリーを使用した和菓子を販売し、売上の一部を農園へ寄付する形で地域支援を行いました。今年は、令和7年8月の大雨による浸水被害を受けた農業法人・金沢大地を支援する新たなメニューを発表します。

金沢大地と新たな和菓子メニュー



金沢大地は、日本国内で有機栽培を行う農業法人として知られています。広大な農地とともに、農産物の加工品を自社農場の原材料までトレース可能な仕組みを持っています。令和7年8月6日以降の異常気象により、同社の社屋と倉庫が浸水する被害を受けましたが、人的被害は無かったものの、貴重な農産物や加工品が水の被害に遭い、廃棄を余儀なくされました。そこで、ハチバンは金沢大地の農産物加工品を使用し、3種の新しい創作和菓子メニューを開発。これにより、売上の一部を企業への寄付として活用します。

新たに提供されるメニューは以下のような特徴を持っています。

  • - 甘酒sio羊羹:金沢大地のとろとろ玄米甘酒を使用し、能登の塩を効かせた塩羊羹で、口当たりの良さに加え香ばしさも楽しめます。

  • - 黒糖きな粉 栗蒸し羊羹:石川県産の有機大豆を使用したきな粉に黒糖を練り込み、栗の風味を引き立てた一品。

  • - 上生菓子「里山の錦」:国産有機米と大豆で作った味噌を使用し、濃厚かつ甘さが際立つ餡が特徴です。紅葉をイメージした美しいデザインにも目を引かれます。

様々な創作菓子とお茶の楽しみ方



他にも、Yell応援菓メニューには、五郎島金時の生クリーム大福など、地域特産の農産物を使用したスイーツがラインナップされています。このメニューは2025年10月18日から2026年1月15日までの期間中、八兆屋 駅の蔵・金沢駅店で楽しむことが可能です。

お菓子に合わせる地元の茶も魅力的です。加賀棒茶やオリジナルハーブティーなど、様々なお茶の選択肢があります。地元農産物を元にした創作和菓子を茶とともに楽しむことで、地域の食文化を更に深めることができるでしょう。

地域の未来へとつなぐプロジェクト



農菓プロジェクトは、石川県内の農業者と和菓子職人が協力し、地域の農産物を使った新しい和菓子作りに取り組むアクションです。「農」と「菓」を結ぶことによって、地域の恵みを最大限に活かし、次世代の食文化を育んでいく役割を果たしています。ハチバンの「Yell応援菓」を通じて、地域の魅力を再確認し、支援へとつながるこの取り組みにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

詳細情報やメニュー、期間については八兆屋の公式サイトやInstagramをチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
農菓プロジェクト
住所
石川県野々市市本町2丁目1-211の1NONOICHI シェアオフィス2号
電話番号
090-1639-4240

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