リクモ『スマートLクラウド』がもたらす業務効率化
株式会社リクモが開発したSaaSシステム「スマートLクラウド」は、最近、日個連東京都営業協同組合の高級配車サービスに導入されました。この取り組みにより、業務工数を約80%も削減するという驚異的な効率化を実現しています。
背景
日個連では、2020年から高級車両を提供する新しいサービスとして「プラチナ・ドライバーズ」を開始しました。このサービスの人気が急速に高まり、予約受付、配車、ドライバーの管理などの業務が急増しました。従来の手作業ではこれらの業務を捌くのが難しくなり、効率化が深刻な課題となっていました。そこで、業務構造を一新するために「スマートLクラウド」が採用されました。
導入効果
「プラチナ・ドライバーズ」では、予約の受付がLINEで行われ、ドライバーへの配車打診もLINEを介して行われています。マッチングが成立した際には、自動的に「配車票」が作成され、それが両者に送信される仕組みになっています。配車が完了すると、ドライバーがLINEで料金や申し送り事項を報告し、その情報が社内管理用の文書として自動生成されるのです。
この新たな仕組みの導入により、以下のような効果が見られるようになりました:
- - ドライバー選定の業務工数が約50%削減されました。
- - 配車票の作成やドキュメントの転記作業が不要になり、業務がスムーズに進行します。
- - 予約漏れの防止が図られ、実績管理の精度が向上しています。
お客様の声
日個連は他の市販パッケージも検討しましたが、顧客、導入企業、ドライバーの三者が関与する業務には適していませんでした。特に「スマートLクラウド」は、丁寧なヒアリングを通じて当組合の業務フローに合った提案がなされました。機能がフィットするのはもちろん、価格面でも導入しやすい点が採用の決め手となりました。
また、導入時からの素早いレスポンスや人間味ある対応も組合の信頼を得る要因でした。「ITに強いけれど人間味があり、若い感性を持っている」との評価があったことは安心感に繋がり、単なる業務依頼ではなく、積極的な提案があったことも高く評価されています。
今後の展望
今後は各ドライバーへの情報発信にも「スマートLクラウド」を積極的に活用し、日個連の業務全体を支援していくことを目指します。また、サービスを他の事業や様々な業界に展開し、さらなる業務効率化とサービス品質の向上を図ります。
リクモ『スマートLクラウド』とは
「スマートLクラウド」は、LINEを基盤にした営業支援、顧客管理、業務管理のシステムです。このシステムは顧客を一意に特定して管理し、予約や注文情報をステータス管理することで業務の効率化を支援します。さらに、導入企業は自社のオペレーションに合わせてシステムの機能を柔軟にカスタマイズ可能となっており、その柔軟性と拡張性から、不動産、建設、医療、運送など多岐にわたる業界での導入が進んでいます。
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会社概要
- - 会社名: 株式会社リクモ
- - 所在地: 東京都中央区銀座1丁目12番4号 N&E BLD.6F
- - 代表者: 代表取締役社長 中村 仁
- - 設立: 2019年07月
- - 事業内容: 「スマートLクラウド」の提供、コンサルティングサービスの提供、システム開発
- - URL: リクモ公式ウェブサイト