FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.6のリリース
株式会社FFRIセキュリティは、2025年12月15日に「FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.6」を発表しました。この新しいバージョンは、マルウェア対策エンジンの機能向上とクラウド連携機能の改善を特徴とし、中小企業や個人のサイバー攻撃対策を一層強化するために設計されています。
サイバー攻撃の現状
近年、サイバー攻撃の対象が大企業から中小企業、および個人へと拡大しています。攻撃者は守りが脆弱な組織を狙うことが多く、ここから取引先企業へ侵入するサプライチェーン攻撃も増加しています。特に、中小企業は専任の情報セキュリティ担当者を持たないことが多く、十分なセキュリティ対策が施せないことが課題となっています。このため、サイバー攻撃のターゲットになりやすく、被害は顧客データの漏洩から業務システムの停止、さらに社会的信用の低下にまで及びます。これを受けて企業は、セキュリティ対策を経営課題として真剣に考える必要があります。
FFRI yarai Home and Business Edition Ver1.6の特徴
新バージョンは、マルウェア検出エンジンの機能を向上させ、さらにPowerShellスクリプトなどを悪用した攻撃への対策が強化されたクラウド連携機能を特長としています。また、この製品はWindowsに標準搭載されているMicrosoft Defenderと併用可能で、これにより効果的なセキュリティ環境を構築できます。クラウド連携機能の強化により、クライアント側で検出したファイルをクラウド上のデータベースと照合し、その精度を向上させることが可能になりました。これにより、悪意のあるスクリプトファイルへの対策もしっかりと行えるようになりました。
FFRI yaraiとは
「FFRI yarai」は、FFRIセキュリティが独自に開発した「先読み防御」技術を活用したエンドポイントセキュリティ製品であり、未知のマルウェアを事前に検知し防御することが可能です。この技術は多くの成功事例があり、法人向けにも多く導入されています。
価格と導入の手軽さ
FFRI yarai Home and Business Edition Version 1.6は、1年/1台、3年/1台、5年/1台のオープン価格で提供されており、ダウンロード版とパッケージ版のいずれかを選ぶことができます。この柔軟な価格設定により、導入が難しいとされる中小企業でも手軽に取り入れることができるでしょう。
FFRIセキュリティについて
株式会社FFRIセキュリティは、2007年に設立され、世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを持つ企業です。日本国内でサイバー攻撃対策技術の研究開発に取り組んでおり、その成果を国際的なセキュリティカンファレンスで発表しています。官公庁をはじめ、多くの導入実績もあり、国内市場における信頼性の高さも特筆すべき点です。自社開発の「FFRI yarai」も、先端技術を取り入れた次世代型エンドポイントセキュリティとして、多様な脅威に対する防御実績を示しています。
ご覧のリンク
詳細な防御実績については、
FFRI yarai防御実績ページをご覧ください。
今回リリースされたFFRI yarai Home and Business Edition Version 1.6は、中小企業や個人に向けた強力なセキュリティソリューションとして、大変期待が高まっています。