子供の悩みを夜遅くまでサポートする新しい取り組み
東京都における子育て支援プログラムの一翼を担う「ギュッとチャット」が、7月から相談時間を24時まで延長することを発表しました。このサービスは子供や保護者の悩みを、匿名かつ無料で気軽に相談できる場として、多くの利用者に支持されています。親子の日常的な不安や悩みを解消するために、多様なメンターとつながり、どんな小さな悩みでも受け入れてくれる窓口として機能しています。
1. 相談時間の延長
実施期間
令和7年7月1日から令和7年7月31日までの期間限定で、相談時間を遅くまで実施します。
相談時間
- - 平日、土曜日、日曜日、祝日共通: 15:00~24:00
(当日相談の受付は23:30まで、相談予約は24時間可能)
この延長により、平日仕事や学校で忙しい保護者や子供も、夜間に相談することができるようになります。これまでは15:00~22:00の範囲だったため、利用者のニーズに応えた取り組みと言えるでしょう。
2. 対象者
サービスの対象は、東京都に在住または在勤、在学している学齢期から18歳までの子供本人、及び妊娠期から18歳までの子供を育てる保護者です。これにより多くの世代が参加でき、さまざまな悩みを抱える人々に寄り添うことができます。
3. “ギュッとチャット”の概要
相談方法
利用者は、スマートフォンやパソコン、タブレットなど様々な端末からアクセス可能です。学校で配布される一人1台の端末からも相談できるため、いつでもどこでもサポートを受けられるのも大きなメリットです。
マスコットキャラクター
子供用と大人用のマスコットキャラクターも用意され、サイトにアクセスすることで彼らとともに相談することができます。
動画コンテンツ
さらに、相談サービスの利用方法を紹介する90秒の案内動画が制作され、子供政策連携室YouTubeチャンネルや東京動画に公開されています。この動画は、子供本人とその保護者向けにそれぞれが作られ、視聴することで具体的な利用方法を理解することが可能です。
相談実績
従来の相談実績も公開されており、月別相談件数や相談者の属性、相談内容が報告されています。これにより、実際の相談の様子やニーズの高いテーマを把握することができます。
この取り組みは「2050東京戦略」の一環として、子供目線に立った政策を推進し、市民が子育てしやすい環境を整えるための努力の一つです。ギュッとチャットを活用し、多くの子供たちやその保護者が安心して相談できるようになることでしょう。