女子ハンドボールの宴
2018-12-27 13:00:18

熊本開催の女子ハンドボール世界選手権を祝う新たな音楽演奏法

熊本での女子ハンドボール世界選手権大会



2019年11月30日から12月15日まで、熊本で女子ハンドボール世界選手権大会が開催されました。この大会は、1997年の男子ハンドボール世界選手権以来22年ぶりの日本での開催となり、多くの期待が寄せられています。

特別な演奏方法「HAND BALL BELL」



この大会の魅力の一つが、福岡大学ハンドボール部による特別な音楽演奏「HAND BALL BELL」です。彼らは特注のミュージックベルを使い、ハンドボールを投げ当てて音を奏でるという前代未聞の方法で演奏を行いました。

この演奏では、メンバー全員が高いボールコントロール能力を駆使し、チームワークを大切にする必要があります。緊密な連携によって、ノスタルジックなベートーヴェンの「第九」、特に「歓喜の歌」を見事に再現しました。この斬新な演奏方法は、参加者たちに強い感銘を与えました。

ベートーヴェンの「第九」を選んだ理由



この楽曲が選ばれた理由は、ハンドボールがもたらす喜びを象徴するものであるためです。「第九」のテーマが持つ喜びのメッセージは、この大会の雰囲気をより一層盛り上げる役割を果たしました。プレイヤーたちが織りなす演奏により、観客たちも歓声を上げ、場の雰囲気が一層熱くなりました。

福岡大学ハンドボール部の挑戦



熊本大会に参加した福岡大学ハンドボール部は、2018年に行われた「第27回九州学生ハンドボールリーグ春季大会」で男女ともに優勝するなど、全国屈指の強豪チームです。演奏に取り組み始めた当初は、ベルにボールを当てることに戸惑いもありましたが、練習を重ねることでチームの結束力も高まり、見事な音を響かせるまでになりました。

このような試みは、普段とは違った形での団結力を図ることができ、選手たちにとって新たな経験となる貴重な時間でした。

充実した準備と驚くべき結果



「HAND BALL BELL」のレコーディングには、約10時間もかかりました。このように長い時間をかけて準備したにも関わらず、音楽を完成させることは容易ではなく、特にメロディーを合わせるのは大変な挑戦でした。選手たちは自身のスキルを磨きつつ、協力することの大切さを再認識し、より確かな絆を築いたことでしょう。

2019年女子ハンドボール世界選手権大会の詳細



  • - 開催期間: 2019年11月30日〜12月15日
  • - 会場: 熊本県内の5会場(パークドーム熊本、アクアドームくまもと、各市の体育館)
  • - 参加国: 日本を含む24か国
  • - キャッチフレーズ: 「Hand in Hand 1つのボールが世界を結ぶ」

まとめ



女子ハンドボール世界選手権大会は、スポーツだけでなく、文化的な側面でも新たな風を吹かせました。福岡大学ハンドボール部の特別な演奏により、観客たちの記憶に残る素晴らしい瞬間が生まれました。これからも、熊本の地での活躍が期待されます。

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一般財団法人2019女子ハンドボール世界選手権大会組織委員会
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