地域活性化を目指す標津町と高校生が手掛ける新商品開発プロジェクト

標津町と高校生による商品開発プログラムが始動！

北海道の東部に位置する標津町。ここでは、地域活性化を目的に、標津高校とトラストバンクが連携し、新たな商品開発プログラムをスタートしました。このプログラムは、生徒たちが地域の特産を活用し、商品開発を実践することで地域に対する興味や愛着を育むことを目的としています。

商品開発の背景

標津町の町長、山口将悟氏は、地域の特産品である鮭やいくらをはじめ、自然豊かな環境を最大限に活かしながら、地域の経済発展を図ることの重要性を強調しました。今回は、地域資源を生かし、持続可能な未来を実現するため、産学官の連携を強化することが目指されています。

プログラム内容

プログラムの具体的な内容としては、標津高校の生徒が地域の食材や工芸品に興味を持ち、その魅力を引き出す新商品アイデアを考案します。授業を通じて地域の大人たちとも交流し、自分たちの発想を地域社会に生かす機会を深めていくのです。生徒の提案をもとに商品化が進み、その商品はトラストバンクが運営するECサイト「めいぶつチョイス」で販売される予定です。

ふるさと納税との連携

開発された商品は、ふるさと納税の返礼品としても利用されることになります。この仕組みにより、標津町の特産品が全国へと広がり、地域への関心をさらに高めることが期待されています。地域事業者の競争力を強化し、販路の開拓を支援するこのプロジェクトは、地域の未来を支える若者たちが主役となる貴重な機会です。

地域への愛着を育む

標津町の福井朋美校長は、今回のプログラムを通じた生徒たちの成長と地域貢献に強い期待を寄せています。生徒たちにとって、地域の特産品や文化に触れることは大変意義深い体験であり、将来的な就職先としての地元への愛着を育むことにもつながります。生徒自身が地域の魅力を発見し、提案するこの取り組みは、非常に大切な学びの場とも言えるでしょう。