バンダイナムコがライセンス事業強化を発表
株式会社バンダイナムコエンターテインメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:宇田川南欧)は、自社のアイデンティティーである独自のキャラクターやストーリーを活かし、ライセンス事業を強化する新たなステップを発表しました。この第1弾として、ライセンシー向けの情報を集めたライセンスビジネスサイトをオープンし、2025年4月1日には新たにライセンス事業部を設立します。この新組織により、同社はゲーム及びエンターテインメントの多様な知的財産(IP)をより巧みに利用し、ファンとの接点を広げることを狙っています。
ライセンス事業強化の背景
バンダイナムコエンターテインメントは、『パックマン』や『鉄拳』、さらには『アイドルマスター』シリーズ、『太鼓の達人』など、数多くの人気IPを展開しています。これらのIPは映像、商品化、広告の各方面で活用されており、ファンとの強固なつながりを生み出しています。しかし、単にこれらのIPを展開するだけではなく、今後はもっと多くのパートナー企業との連携を深めることが必要であると同社は認識しています。この新しいアプローチにより、ライセンシーとの協力体制を構築し、多様なニーズに応える展開を目指します。
新設されるライセンス事業部の役割
2025年に立ち上がるライセンス事業部は、ビジネスのスピード感と柔軟性を両立させ、ライセンスビジネスを本格的に推進することを目的としています。これにより、新たなファン層の開拓や、多岐にわたるジャンルでの展開が可能になると期待されています。また、新設される部署は、既存のビジネスモデルに革新をもたらし、リーチを拡大する手法として、ライセンシーとの長期的な関係構築を重視していく方針です。
IPを活用した新しい価値の創造
同社ではIPを活用したビジネスに非常に力を入れています。ライセンシーに対しては、各地域の文化や消費者の嗜好に適したIPの提供を行い、より大きな市場を狙った事業展開を促進します。そのため、ライセンスビジネスサイトでは、人気のIP情報を随時更新していき、特に注目される9つのIPの概要や実績を掲載しています。これにより、パートナー企業は自社のニーズに合った最適なIPを選択しやすくなっています。
ライセンスビジネスサイトの魅力
新たにオープンしたライセンスビジネスサイトでは、現在27のIPが紹介されており、特に9つの主要IPに焦点を当てています。各IPに関する情報を詳細に提供し、ライセンシーがビジネスチャンスを発掘できるよう助けています。このサイトは今後も継続的に更新されていく予定なので、ライセンシーとしてのチャンスを逃さないためにも、ぜひ活用してみてください。
まとめ
バンダイナムコエンターテインメントは「Fun for All into the Future」というグループパーパスのもと、中期ビジョンである「Connect with Fans」を掲げています。この新しいライセンス事業部の発足は、IPがもつ可能性を大いに活用し、さらなるファンとの絆を生み出すための大きな一歩です。新たな展開に期待が高まる中、業界全体に新風を吹き込む動きとして注目されるでしょう。
詳細は、
ライセンスビジネスサイトをご覧ください。