無駄を削減!分業営業の進化を探るオンラインセミナーのご紹介
2025年7月16日、水曜日、ソフトブレーン・サービス株式会社と株式会社営業ハックが共催したオンラインセミナーが実施されました。このセミナーは「商談創出のムダを徹底削減!分業営業が自社最大の武器になる」と題され、営業組織における分業の現状と課題に特化しています。リーガルチームが念頭に置くべき課題を浮き彫りにし、具体的な改善策を提示しました。
セミナーの狙い
セミナーの目的は、多くの営業組織が直面している「分業したのに成果が出ない」という課題に対処することです。営業の分業化が進む中、効率化は進んでいないという現実が多くの参加者によって報告されています。そこで、インサイドセールスとフィールドセールスの連携を強化し、各々の役割を最大限に活かす方法を探求しました。
セミナーの内容
第1部:分業化の背景と課題
分業化が進む理由には、営業チームの専門性まで高めるという思惑があります。しかしそれにもかかわらず、実際にはお客様に対して一貫した対応ができていない事例が多く見られます。この分業が導入された背景には、情報過多の現代において営業が考えなければならない多くの要素があり、各部門はその準備に追われています。
また、インサイドセールスとフィールドセールスの関係には、しばしば「無駄な商談だ」との意見が出ることも。この関係における有効な連携手法は、具体的なオーダーの明確化です。これにより、商談の質を向上させる道筋を見出すことが可能です。
第2部:営業プロセスの再設計
今の営業スタイルに求められるのは、プロセス成果主義です。昔のように結果を重視するだけではなく、途中経過に目を向けた柔軟なアプローチが求められています。営業プロセスの再設計や、各分野における役割分担の見直しはもはや欠かせない要素となっています。
営業組織の種類
- - リレー型:部門ごとに分けて役割分担する。
- - アドオン型:全体を通して接続しつつも一部で専門家を参画させる。
- - ピールオフ型:営業以外の業務を外部に委託する。
様々なスタイルの中から、自社に最も合った方法を選ぶことで、営業プロセスの向上が図れるのです。
登壇者のスピーチ
登壇者の中には、著名な業界のプロフェッショナルが含まれています。例えば、ソフトブレーン・サービス株式会社のシニアコンサルタントである宮田純氏は、営業現場での具体的な経験を基に、ニーズに応じた柔軟な企画を提案しました。株式会社営業ハックの代表である笹田裕嗣氏も、営業現場の実態に根ざした指針を提供。彼自身の豊富な経験に基づくお話は、参加者の理解を深めました。
参加の意義
このセミナーに参加することで、営業部門の認識を広げることができます。「分業の結果、むしろ業務が非効率になった」という現象を打破するためには、どのように各分野での協力を促進すればよいのか、その思考が重要です。
今後もこのようなセミナーは継続的に行われる予定です。営業の現場で悩んでいる方々にとって、実際に体験をシェアし、解決策を見出す場としてご活用いただければと思います。