米国初の物流施設着工
2024-08-27 10:14:15

大和ハウス、米国初の物流施設プロジェクト着工!ブルーリッジコマースセンター

大和ハウス、米国初の物流施設「ブルーリッジコマースセンター」を着工!



大和ハウス工業株式会社が、米国での初の物流施設プロジェクト「Blue Ridge Commerce Center(ブルーリッジコマースセンター)」の着工を発表しました。このプロジェクトは、テキサス州ヒューストン南西部に位置し、米国の不動産デベロッパーTrammell Crow Companyとの共同で進められます。

プロジェクトの概要


この物流施設は、マルチテナント型として設計され、5棟の平屋で構成され、広大な敷地面積は371,259㎡。延床面積は125,471㎡に及びます。平屋建てにすることで、効率的な物流業務を実現し、複数のテナントが利用できるように配慮されています。本プロジェクトは、米国における大和ハウスの現地法人Daiwa House Texas Inc.を通じて運営され、2024年8月12日に着工予定です。

開発の背景


大和ハウスグループは、2022年から2027年にかけての中期経営計画の中で、地域に根ざした事業展開を強化しています。米国において、これまで賃貸住宅や商業施設等の事業で成果を上げており、2023年度には売上高が5000億円を超える見込みです。物流施設においても、多様なニーズに対応できるよう、国際的な展開を進めています。

特に、このヒューストン周辺地域は、人口が増加しており、EC需要の増大が続いています。過去3年間でヒューストン港の取扱貨物量が増加し、物流施設の空室率も低下。現在の6%, 2024年にはさらに低下する見込みです。このため、安定した需要が期待されています。

交通アクセスと環境への配慮


本施設は、テキサス州ヒューストンの交通の要所からアクセスが良好です。ヒューストン中心部から34km、重要な産業道路Beltway8からも近く、海路、空路とも接続がスムーズです。これにより、テナント企業にとって非常に便利な立地となります。

また、環境への配慮も重要視されています。全棟に「LEED Certified」を取得予定であり、特に一棟は太陽光発電設備が設置される予定です。これにより、入居企業の脱炭素化への貢献が期待されます。

結論


「ブルーリッジコマースセンター」は、大和ハウスによる新しい物流施設の幕開けとなります。ヒューストンという人口増加地域での展開、環境への配慮、そしてテナント企業の多様なニーズに応える設計が施されたこのプロジェクトが、今後の米国市場でどのように影響を与えていくのか、注目が集まります。2025年の完成予定に向け、今後の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

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大和ハウス工業
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