マキチエが人材定着ツール「ourly」を導入して離職率を大幅改善

マキチエの人材定着への挑戦

最近、マキチエ株式会社が人材定着ツール「ourly」を導入し、大幅な離職率の改善を果たしました。従業員のエンゲージメントを高める「ourly」は、組織文化の改革を通じて、労働力人口の減少が著しい現代において企業の持続的な成長を支援するものです。

背景と導入理由

マキチエは1945年に設立し、1977年に法人化されたこれまでに数多くの成功を収めてきた企業です。しかし、全国に38拠点を展開する中で、社員同士がどのように働いているのかが見えにくい状況が続いており、それが離職率の高さに繋がっていました。特に、拠点や部門の多様化はコミュニケーションの障害となり、部門間の連携や新人教育が難航する結果になってしまっていました。

この課題を解決するため、マキチエは「ourly」を導入しました。このツールは従業員の想いや働き方を可視化できるプロフィール機能や、現場の声を反映する社内報のスタイルを持っています。これにより、社員同士の理解が深化し、信頼関係が築かれることで、離職率の改善に繋がりました。

目覚ましい成果

ourlyを導入した後、マキチエの離職者数は年間32名から17名にまで減少しました。その結果、離職率は10.5%から5.4%に半減したのです。この数値は、例えば新入社員のオンボーディングが円滑に行われ、教育コストも削減されるという具合に、組織全体の健全性を高める成果をもたらしました。

営業と製造部門の間でも相互理解が進み、協力体制が強化されることで、さらに製販一体の運営が進行しています。

マキチエの展望

マキチエの代表取締役社長、平松知義氏は、ourlyの導入によって交流の場が生まれ、社員が安心して長く働ける職場を目指したいと語っています。「補聴器が当たり前の世界」を実現するために、オンライン施策とオフラインのリアルなイベントを組み合わせた体制作りを続ける意欲を示しています。

ourlyの特徴と価値

ourly株式会社が提供するサービスは、従業員エンゲージメントを高めるために特化したものです。導入後の継続率が99%という高い評価がそれを裏付けています。ツールを通じて、社員の声を日常的に共有し、自分の想いや経験を発信できることで、社内のコミュニケーションが活性化されます。この取り組みは、他の企業にとっても、企業文化を改善し定着率を向上させる模範的な事例になりえるでしょう。