中小製造業の未来を切り開くROCKY TEAM パートナーの取り組み

はじめに

中小製造業が抱える人手不足は深刻な問題です。そんな中、IDECファクトリーソリューションズ株式会社はROKAE Roboticsと共に、「ROCKY TEAM パートナー」を立ち上げ、その普及促進を図っています。2025年9月には加盟社が10社に達し、多くの中小企業に対して協働ロボットの導入支援を行っています。

ROCKY TEAM パートナーとは

ROCKY TEAM パートナーは、IDECファクトリーソリューションズが中小製造業の協働ロボット導入の負担を軽減するために設立したプロジェクトです。中小企業が協働ロボットを導入する際、高いコストや専門人材不足という課題に直面することが多く、その解決のためには最適なロボットを選定し、迅速に導入を支援する必要があると考えました。

このプロジェクトの核となるROKAE Roboticsは、中国を拠点に持つロボットメーカーで、高い技術力と生産能力を誇ります。そのため、信頼性の高い協働ロボットを提供できることから、IDECファクトリーソリューションズはROKAEをパートナーとして選定しました。

現在の加盟社

2025年9月10日時点でのROCKY TEAM パートナーの加盟社は、販売パートナーとして株式会社タカギコネクト、伸栄産業株式会社など、そしてSIパートナーとして株式会社メカトロニクスや株式会社A&Cサービスが名を連ねており、皆がこのプロジェクトの趣旨に賛同しています。これにより、全国の中小製造業に協働ロボットが普及し始めています。

中小製造業の支援を目指して

中小製造業は今後も人手不足という問題に直面し続けるでしょう。IDECファクトリーソリューションズは、さらなる加盟社の拡大を目指しており、商社やSIerの協力を受けながら活動を続けていく予定です。今回、ROCKY TEAM パートナーに関心がある企業は、是非その一部分となっていただきたいと考えています。

ROKAE Roboticsの特徴

ROKAE Roboticsは、山東省に本社を置き、世界各地に研究開発拠点を展開しています。製造業に特化したロボット技術を用いて、業界の効率を向上させることを使命としています。彼らの工場は、最新の生産管理システムを搭載し、年間3万台以上の生産を可能としているため、高い生産性を誇ります。

IDECファクトリーソリューションズの役割

IDECファクトリーソリューションズは、ユーザーの視点に立ったシステムインテグレーションを推進しています。特に、協働ロボットやAIを活用した新しい自動化の提案を行い、中小企業の生産性向上に寄与しています。2022年には協調安全ロボットテクニカルセンターを開設し、導入時における専門的な支援も行っています。

まとめ

ROCKY TEAM パートナーの取り組みは、中小製造業に新たな風を吹き込んでいます。人手不足という厳しい環境の中で、技術力を持つROKAE RoboticsとIDECファクトリーソリューションズの連携が、今後の製造業の未来を明るくしていくことでしょう。さらに多くの企業がこのプロジェクトに参加し、中小製造業の課題解決に寄与していくことを期待しています。