株式会社KADOKAWAは、電撃文庫の大人気作品『とある魔術の禁書目録』から派生したスピンオフ小説、『とある暗部の少女共棲』のコミカライズ版、『とある暗部の少女共棲1』を2024年6月26日(水)に発売しました。
本作は、学園都市の最強の一角と目される超能力者(レベル5)の麦野沈利と、その仲間である少女たち『アイテム』の活躍を描いたクライム&アクションコミックです。
原作小説では描かれなかった『アイテム』の日常や、彼女たちの能力を駆使した迫力満点の戦闘シーンが、作画担当のstrelka氏によって鮮やかに表現されています。
物語の舞台は、科学技術の粋を集め、超能力開発が進められる学園都市。一見平和で華やかなこの街の裏側には、表沙汰にできない危険な物事が跋扈する「暗部」が存在します。
『アイテム』は、その「暗部」に属する精鋭部隊であり、麦野沈利の他に、AIM拡散力場を探知できる滝壺理后、トラップや爆発物を使用するフレンダ=セイヴェルン、空気中の窒素を操る絹旗最愛など、個性豊かなメンバーが集まっています。
物語は、新メンバーの加入を機に、彼女たちが学園都市の地下で蠢く陰謀に巻き込まれていくことから始まります。
コミック版では、原作小説では描写が省かれていた『アイテム』の日常や、各キャラクターの能力の詳細が描かれているため、原作ファンにとっても新鮮な読み心地を楽しめる作品となっています。
また、strelka氏の丁寧な情景描写とスピード感溢れるアクション作画は、原作の世界観を忠実に再現しており、読者の心を掴むこと間違いなしです。
「とある魔術の禁書目録」の世界観が好きで、今まで『アイテム』についてもっと知りたいと思っていた方はもちろん、アクションコミックがお好きな方にもおすすめの作品です。ぜひ書店で手に取ってみてください。
「とある暗部の少女共棲」のコミカライズ版を読みましたが、原作小説とはまた違った魅力を感じました。
特に、strelka氏の作画は、原作小説で想像していたキャラクターたちのイメージを完璧に具現化しており、非常に満足しています。特に、麦野沈利の冷酷さとカリスマ性を兼ね備えた姿は、原作小説以上に魅力的に描かれていました。
また、コミック版では、原作小説では描写が省かれていた『アイテム』の日常や、各キャラクターの能力の詳細が描かれており、彼女たちの個性や人間関係がより深く理解できるようになりました。
特に印象深かったのは、滝壺理后の冷静沈着な性格と、フレンダ=セイヴェルンのコミカルなキャラクター性です。原作小説では、彼女たちのキャラクターはそれほど深く描写されていませんでしたが、コミック版では、それぞれのキャラクターの個性が際立ち、より魅力的に感じられました。
アクションシーンも、strelka氏の丁寧な描写によって、非常に迫力満点に仕上がっています。特に、麦野沈利が能力『原子崩し』を駆使して敵と戦うシーンは、圧巻の一言です。
「とある魔術の禁書目録」の世界観が好きで、今まで『アイテム』についてもっと知りたいと思っていた方はもちろん、アクションコミックがお好きな方にもおすすめの作品です。ぜひ書店で手に取ってみてください。