冬至を感じる新プラネタリウム番組「一陽来復(福)」の魅力とは
東京都西東京市に位置する多摩六都科学館では、全編生解説のプラネタリウム新番組「一陽来復(福)冬に至る日」が投影されています。このプログラムは、冬至を象徴する言葉「一陽来復」の本当の意味に迫り、太陽が昇る高さやその変化に焦点を当てることで、宇宙の神秘と人類の文化を体験できます。
番組概要とスケジュール
この魅力的なプログラムは2024年11月26日から2025年2月2日までの期間中、平日の水曜日を除く午後3時50分、土日祝日や水曜日の午後1時10分および3時50分から投影されます。ただし、12月18日(水)と1月29日(水)の午後1時10分からは大人向けプラネタリウムとしての投影が行われるため、注意が必要です。また、12月21日から25日までの期間は特別番組が放送され、通常の投影は行われません。
観覧には観覧付き入館券が必要で、大人は1,040円、4歳から高校生までは420円の料金が設定されています。なお、保護者同伴であれば小学2年生以下のお子様も参加可能です。
冬至の文化とその意義
冬至ということは日照時間が最も短い時期であり、多くの文化において重要な意味を持っています。「一陽来復」という言葉は、冬至自体を現在だけでなく、未来への希望も含めた深化した見方として捉えられています。科学的観点からは、一年間における太陽の動きを理解することは、太陰太陽暦や古代の人々の生活の知恵とも結びつきます。
パートナーの城孟徳解説員は、「当日は、星空の解説を交えながら、観覧者に太陽の動きの背後に隠れた文化的な側面についてもお話しします」と語ります。彼はまた、小平市の寺社で行われている冬至の祭祀を紹介し、それを通じて天体の運行と人間の営みの関係性についても明らかにします。この文化的な伝統が、冬至の時期に如何に重要であったかを知ることができる貴重な機会です。
多摩六都科学館の魅力
多摩六都科学館は1994年に開館し、直径27.5mのドームに1億4000万個の星々を映し出す世界でも最大級のプラネタリウムを擁しています。視覚的な体験だけではなく、5つの展示室では観察、実験、工作が楽しめる構成となっており、訪問者にとっては単に学ぶだけでなく、五感で楽しむことができる体験型ミュージアムです。
住所と連絡先
- - 所在地: 〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
- - 電話番号: 042-469-6100
- - 公式ウェブサイト: 多摩六都科学館
この冬、新たな知識とともに星空を見上げ、文化を感じる特別な時間をぜひ、多摩六都科学館で体験してください。