萩軒 hagi-nokiの魅力
2022-03-17 21:17:25

伝統と新たな出会いを生む木質空間『萩軒 hagi-noki』の魅力

伝統と新たな出会いを生む木質空間『萩軒 hagi-noki』の魅力



山口県萩市で新たに誕生した木質交流空間、『萩軒 hagi-noki』。これは地域の豊富な森林資源を活かし、萩の町並みとの調和を図った先進的な取り組みの一環です。5周年を迎えた萩・明倫学舎のイベントでその姿を披露することとなりました。

木質空間の設計理念


萩市はヒノキやスギを主成分とする豊富な人工林に恵まれていますが、経済成長とともにその資源の価値が見過ごされてきました。そこで、地域の特性を活かし、交流促進装置として『萩軒 hagi-noki』が生まれました。この空間は、地域の方々が集い、雑談を交わせる『まちの縁側』という新たな意味を持っています。

特徴と機能


『萩軒 hagi-noki』の一番の魅力は、その大人2人が腰掛けることができるサイズです。特に設計に配慮されているのは、6角レンチ1本で容易に接続・分解ができること。これにより、使用する場所に応じて柔軟に展開できるのです。

さらに、必要に応じて軽トラックで運搬することも可能です。このシンプルな構造のおかげで、誰でも簡単に組み立てることができ、また日本家屋の伝統的な建具を取り付けることもできます。

新しさと伝統の融合


設計は『平入り』の軒先をイメージしており、伝統的建築物の景観に自然と溶け込みます。地域の古民家や文化財の建具を額縁のように導入することで、情緒豊かな空間を創り出します。このように、地域の風景や文化を取り入れることで、訪れた人々に特別な体験を提供します。

実施イベントの開催


2022年3月20日から21日まで、萩・明倫学舎で行われた『明倫学舎の文化祭』において、『萩軒 hagi-noki』の組み立てワークショップや空間展示が行われました。このイベントは、地域コミュニティの活性化を目的とし、多くの参加者が新しい木質空間を実際に体感しました。

未来への展望


『萩軒 hagi-noki』は、ただの交流スペースではなく、地域資源の価値を再認識し、持続可能な「森」と「まち」のつながりの実現にも寄与しています。これにより、地域の文化や暮らしが豊かになっていくことでしょう。

私たちがこの空間に期待するのは、ただの談笑の場だけでなく、地域社会の新たな絆を築く場となること。萩市の魅力を再発見し、さらなる発展を促すアイコンとして、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社萩・森倫館
住所
山口県萩市東浜崎町4 番地 6
電話番号
050-5896-1886

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