関西歴史文化フォーラム
2023-06-23 11:00:02

関西の歴史文化を未来へつなぐフォーラムが始動

2023年から2024年にかけて、「関西・歴史文化首都フォーラム」が開催されます。このフォーラムは、日本国際博覧会(大阪・関西万博)を控え、関西の持つ豊かな歴史と文化を未来へとつなぐことを目的としています。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、関西の各府県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)がそれぞれの特性を生かしたフォーラムを展開します。

まず、滋賀県では2023年11月11日に「マザーレイククルーズ 2023」が行われます。びわ湖を舞台に、大型クルーズ船内で滋賀が育んできた「水」の大切さを学び、共に絆を深める機会が提供されます。

次に、兵庫県では2023年11月27日に「伝統と伝承」をテーマにしたイベントが計画されており、世界文化遺産の姫路城を中心に、兵庫の歴史と文化を次世代に引き継ぐ意味を探求します。

京都府も同日の11月27日に「京都未来-カルティベート」を開催し、1200年の伝統を持つ京都ならではの文化資源が持続可能に活用されるための施策が論じられます。奈良県では2024年5月13日に「The Place Where It All Began」と題し、日本文化の源流を学び、未来にどうつなげるかを議論します。

和歌山県のフォーラムは2024年秋に予定され、南紀・熊野の地理的背景を利用した新たな視点から、地域の歴史文化がどのように成長していくのかが考察される予定です。そして、大阪府では同じく2024年秋に「うごくものがたり」のテーマで、古典芸能や民族芸能が未来にどのように受け継がれ、発展するかを探ります。

このフォーラムを通じて、関西の豊かな文化遺産を広く発信するだけでなく、次世代を担う若者たちと共有することで、地域の持続可能な発展を目指します。座長にはCI戦略プロデューサーの福井昌平氏が就任し、各府県は実行委員会を組織してそれぞれのプログラムを進行しています。

関西には、国宝や重要文化財、無形文化遺産などの貴重な文化財が数多く存在し、これらを活用した教育や情報発信は、地域の誇りを育む鍵ともなるでしょう。関西が歴史文化の首都であることを示すこの活動が、未来につながる大きな一歩となることは間違いありません。

会社情報

会社名
イベント学会
住所
東京都千代田区一番町13 -7 一番町KGビル3階
電話番号
03-5215-1680

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪府 大阪市 大阪万博 関西 歴史文化

Wiki3: 大阪府 大阪市 大阪万博 関西 歴史文化

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。