目を引く体育祭、心を一つに
福岡麻生医療福祉&保育専門学校が2025年6月27日(金)に開催した体育祭は、学生たちが学科の壁を越えた親睦を深める貴重なイベントです。今年4月に入学した新1年生全員が参加し、活気に満ちた一日となりました。
この祭りは、各学科の学生が選出した委員会によって、5月から入念に計画され、毎年恒例のイベントとして位置付けられています。共同作業を通じて、学生同士の絆がさらに強まることを目指しています。
入場行進での個性の発揮
体育祭のスタートは、各学科が決定した入場曲のもと、学生たちの行進から始まります。特に印象的だったのは、ネパール出身の学生が多く在籍する国際介護福祉科が選んだ「ネパール国歌」です。彼らが口ずさみながら入場する姿には、多くの視線が集まりました。
開会式では、校長の瀧口氏からの力強い激励の挨拶に続き、紅白それぞれのチームから代表が選手宣誓を行いました。競技は全8学科から形成された2チームで、赤組は介護福祉科、医療秘書事務科など、白組は国際介護福祉科、AI診療情報管理士科などが参加しました。
多彩な競技で盛り上がる会場
競技の初めは女子・男子バスケットボールで、特別ルールのもと、経験者と未経験者が共にプレイ。続いて行われた借り物競争では、ブルーシートの下をくぐったり、足つぼの上を走ったりと、会場には笑い声が溢れました。
昼食の時間では、学生たちが弁当を囲んで和やかなひとときを楽しみ、その後も男女混合の6人制バレーボールや障害物競争、綱引きなど様々な競技が展開され、会場は表情豊かな盛り上がりを見せました。
交流が生む貴重な学び
全ての競技を通じて、白組が総合優勝を果たしました。目立つのは、学科の枠を超えた助け合いや交流が、学生たちの今後の生活にどれだけプラスになるかということです。
イベント運営は、各学科から選出された委員会メンバーが主体となり、意見を尊重しながら協力して行いました。これは医療業界においても、異なる立場の人々との連携が求められる経験となります。多様な価値観を持つ仲間たちと交流することで、人間力を養うことにも繋がりました。
国際的な視野を広げる教育環境
麻生医療福祉&保育専門学校では国際学科も設置されており、外国人学生との交流を通じて多様性の受容と他者への尊重を育んでいます。今後も、学生同士のつながりを深める行事を大切にしつつ、学びの場を広げ続けていく方針です。
新しい社会福祉学科の誕生
さらに、2026年度より「社会福祉学科」を新設し、地域の社会課題に取り組む力を育成します。この学科では、精神保健福祉、児童福祉、地域福祉の専門教育を展開し、実践力と共感力を持った人材を育てることを目指します。
麻生医療福祉&保育専門学校は、少人数制で現場経験豊富な講師から実践的な指導を受け、コミュニケーションスキルやチームワークを養います。充実したサポート体制と共に、高い就職率・資格取得実績を実現しています。
両者が相互に成長し合う充実した環境で、来たる未来を共に築いていくことでしょう。