スーパーワームがNEDOのプログラムに採択
株式会社スーパーワームは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のSBIR推進プログラムに2024年度の公募で選ばれました。このプログラムは、スタートアップ企業の研究開発を支援するものであり、スーパーワームは最大1,500万円の助成金を受け取ります。この資金を活用し、木質バイオマスを利用した飼料や燃料、肥料の開発に取り組むことになります。
バイオマスを活用した循環型社会の実現を目指して
本事業は、日本政府の様々な政策に基づいて、再生可能エネルギーの利用拡大を促進するために設立された研究開発プロジェクトの一環です。スーパーワームの技術は、木質バイオマスを餌として利用することで、それを飼料や燃料、肥料といった有益な資源に変換することが可能です。この取り組みを通じて、廃棄物の削減やリサイクルを進め、環境負荷の軽減を図ることを目指しています。
採択の意義と背景
現在、日本国内では再生可能エネルギー、特にバイオマスの利用拡大が重要な課題となっています。農林業における副産物を効果的に活用するための技術開発が急務です。スーパーワームは、これに応える形で独自の研究開発を進め、バイオマス資源の新たな利用可能性を探求しています。
代表取締役社長の古賀勇太朗氏は、「このプロジェクトの採択を受け、持続可能な資源循環型社会の実現を見据えた研究開発を加速することができる」と述べています。その言葉からは、確固たる決意と未来への展望が伺えます。
今後の展望と目標
スーパーワームは、助成金をフルに活用し、木質バイオマスを基にした新たな飼料の実用化を目指します。その目標は2025年までに技術を確立することです。また、事業化に向けたプロセス開発にも力を入れ、持続可能な社会の実現に向けてさらに歩みを進める考えです。
株式会社スーパーワームの概要
- - 所在地: 宮崎県
- - 代表者: 代表取締役社長 古賀勇太朗
- - 事業内容: スーパーワームを利用した飼料、燃料、肥料の開発
- - 設立: 2023年5月
今後も株式会社スーパーワームは、革新的な研究開発を重ね、持続可能な未来の実現に取り組み続けます。
詳しい情報やお問い合わせについては、
公式ウェブサイトをお訪ねください。