デジらく採点2クラウドの進化
スキャネット株式会社が開発したデジタル採点システム「デジらく採点2クラウド」がさらなる進化を遂げました。2023年4月1日より、機能のバージョンアップを行い、教育現場に新しい風をもたらしています。これにより、教員はより効率的に採点を行うことができるようになりました。
新機能の概要
新たに実装された機能には、次のようなものがあります。
1.
Googleスプレッドシート連携: Googleスプレッドシートを利用することで、名簿や正解配点を簡単に登録したり出力したりできるようになりました。これにより、ChromebookやGoogle Workspace for Educationの利便性が向上し、教員の操作が一層スムーズになります。
2.
リモート採点機能: 教員が自宅からでも学校と同じURLで採点できる機能が加わり、自宅で作業をすることが可能になりました。IPアドレスによる制限が設けられ、生徒の個人情報が保護される工夫もされています。
3.
シングルサインオン機能: GoogleアカウントやMicrosoftアカウントでのログインが可能になり、アカウント管理が容易になりました。これにより、IDとパスワードの紐づけだけで迅速にアクセスできます。
4.
画像補正機能: 教員が独自に作成した答案用紙のスキャン時に生じる傾きを自動で補正する機能も追加されました。これにより再印刷や再スキャンの手間を省き、すぐに採点作業に移行できます。
このように「デジらく採点2クラウド」は、ただの採点システムではなく、教員にとっての便利なサポート役となっています。
これまでの「デジらく採点2」とは?
「デジらく採点2」シリーズは、パソコン上でテスト解答を自動的に採点するソフトウェアで、特に手書き文字の認識能力が高いことで知られています。2019年からは、「普通紙対応版」も展開され、教師たちが普段使っている用紙でデジタル採点ができるようになりました。これにより、多くの教育機関がデジタル採点の導入を進めています。
スキャネットのビジョン
EduTechの急成長が見込まれる中、スキャネット株式会社は教育機関のニーズに応えるべく、常に進化を続けています。全国の教育機関での導入をさらに進め、採点効率を高める商品を提供することが目標です。
私たちの子供たちがより良い教育を受けられるよう、スキャネットは最先端の技術を駆使したソリューションを提案し続けます。教育の未来は、デジタルの力によってより明るくなるでしょう。今後の展開から目が離せません。
スキャネット株式会社について
スキャネットは1998年に設立され、教育機関向けに特化したソフトウェアを提供しています。特に、スキャナ技術を活用して「スキャネットシート」や「デジらく採点2」シリーズを開発し、教育現場での効率的な採点を実現しています。また、Google for Education™の認定パートナーとしても活躍しており、教育界に革新をもたらしています。
これからの教育システムの変化をスキャネットが先導していくことでしょう。