TOP Factory株式会社の社名変更及び新体制の詳細

TOP Factory株式会社が新しいスタートを切る

東湘印版株式会社が2025年10月1日より社名を「TOP Factory株式会社」に変更し、新たな体制を発足させることを発表しました。これに伴い、子会社である有限会社アドヴァン・コスモを吸収合併し、企業の体制を一新することとなります。アートとデザインを通じた新たな価値の創造が、今後の活動の中心となるでしょう。

社名変更の背景と理念

1969年に創業した東湘印版は、神奈川県藤沢市を拠点に印刷業務を展開し、広告や看板製作も手掛けてきました。「社会のつながりをよくする」という理念のもと、これまで多岐にわたる事業を行ってきましたが、社名変更は新たな挑戦の象徴です。このリブランディングにより、既存の印刷業の枠を超えて、紙と印刷を通じた新しいビジネスモデルの確立を目指します。

お客様への貢献

TOP Factoryでは、今後も印刷業務を継続しつつ、お客様のニーズに応えるため、デザインや企画から制作までを一貫して手がける解決型のサービスを提供します。紙の重要性が再評価される現代にあたり、顧客との共創によって独自のソリューションを提供することが使命です。長年変わらないコーポレートアイデンティティを見直る機会です。無論、DMや会社案内などの資料に関する相談も大歓迎です。

紙と印刷の未来

デジタル化が進む中、紙と印刷の需要は減少傾向にありますが、逆に手紙やカタログといった物理的な存在感が求められるようになってきています。TOP Factoryは、そのスペシャリティを生かし、紙と印刷が持つ可能性を追求しています。この過程で、新たなビジネス領域への進出も視野に入れ、価値創造に取り組む計画です。

新社名への想い

「TOP Factory」という新社名には、伝統的な技術と革新を共存させた挑戦の姿勢が込められています。

- T (Tradition & Transformation)：半世紀にわたり培った伝統を尊重しつつ、時代の変化に柔軟に対応します。
- O (Open Collaboration)：顧客やクリエイターとの共創による“つながり”を大切にします。
- P (Potential & Publishing, Print & Paper)：新しい表現を切り拓くことを目指します。
- Factory：単なる制作場所ではなく、文化発信の拠点として機能します。

海外展開と今後の展望

TOP Factoryは国内外での展開を加速中で、標準的に使用できる英文社名にすることで、多国籍な顧客に対応できる体制を整えました。あらゆるニーズに応えるための努力を続け、印刷業だけでなく、幅広い分野に貢献していく所存です。新たに生まれ変わった企業として、社会や文化の発展に寄与していくことを約束します。

新しいロゴとVI

新しいロゴは、アートディレクター大西隆介氏が担当。刷新されたVI（ビジュアル・アイデンティティ）には、理念と未来への方向性が込められています。2025年10月の社名変更に伴い、新しいロゴで再スタートを迎えることになり、これまで以上に期待が寄せられています。

最後に、TOP Factory株式会社の代表取締役の石川智隆氏から感謝のメッセージがあります。50年以上の間、多くの関係者の支えに感謝し、今後も顧客とのつながりを強化していく意向を示しました。これからの紙と印刷の未来に向けて、再出発を果たすTOP Factoryに目が離せません。